NothingがAndroid 15に対応した「Nothing OS 3.0」の配信を開始しました。
海外ではPhone (2)とPhone (2a)に配信されていますが、日本版のPhone (2a)はおサイフケータイ対応の関係か2025年初めに展開予定と案内されています。
なお、Phone (1)やCMF Phone 1にも同時期に展開される予定です。
Nothing OS 3.0には、新しいクイック設定や、新しい共有ウィジェット、カウントダウンウィジェット、AI搭載のスマートドロワーが搭載されます。
- ロック画面:新しいデザインの時計とウィジェットスペースの拡張オプション。充電状況の表示改善
- スマートドロワー:アプリを自動的にフォルダに分類・整理。お気に入りのアプリを一番上に固定も
- ポップアップの強化:ポップアップを任意の位置に移動、簡単なリサイズ操作、通知のスワイプダウンから起動も
- クイック設定:簡単に並べ替えてカスタム可能に
- ウィジェットギャラリーの再設計
- 共有ウィジェット:大事な人といつでも繋がれるウィジェット。写真ウィジェットでリアクションの共有が可能
- カウントダウンウィジェット:忘れがちな予定も簡単に確認
- Nothing Gallery:美しくデザインされたネイティブな写真アプリ
- ドットアニメーション:指紋認証によるロック解除と充電時に拡大
- AI:よく使うアプリを優先してアクティブな状態を長くキープ
- アプリの自動アーカイブ:アプリまたはデータを削除せず、自動で空き容量を確保
- 画面録画:アプリ単位で画面録画が可能に
- 予測型の戻るアニメーションに対応
- セキュリティパッチが12月版に
Effortlessly intuitive.
— Nothing (@nothing) December 18, 2024
Dive into Nothing OS 3.0, now available on Phone (2) and Phone (2a).
Head to Settings > System Update to get started.
P.S. The software update will be gradually rolled out across devices and regions. Stay tuned. pic.twitter.com/lrR4chdhYa
インターフェースの変更では、指紋認証センサーを利用する際など、ドットマトリクスの使用が拡大する一方で、特徴的だったドットマトリクスのNDotフォントは多くの場所から取り除かれています。
廃止しないよう呼びかけるNothing Phoneのコミュニティができるほど魅力的なフォントではあるものの、読みやすさにおいては他のフォントが優れているとの声もあります。
日本でもPhone (1)の発売から日本語対応を求めることが多く、今年4月にはNothingコミュニティと共同開発された日本版が披露され、「Nothing OSにドットスタイルの日本語文字をオフィシャル導入したいと考えています。」とも案内されるなど期待が高まっていたので、OS標準で出番が減ってしまうのは残念。
どうしても利用したい場合は、設定画面>特別機能>テスト機能>NDot日本語からオンにすると、日本語版のNDotフォントを利用できます。さらに、ドットマトリクスタイトルをオンにすると設定タイトルにもNDotフォントを適用することができます。
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