Pixel 10のマジックサジェストが対応アプリ拡大へ。LINEでも表示確認、Android全体に広がる可能性も
Yusuke Sakakura
Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

Google Pixel 10シリーズの新機能として登場した「マジックサジェスト」は、発表時に注目を集めた機能のひとつでした。ただ、課題は利用できる場面が限られていることです。
マジックサジェストは、AIを活用して、そのとき必要になりそうな情報や操作を先回りして提案する機能です。
たとえば、友だちにおすすめの中華料理店を聞き、店名を添えて返信が来ると、「マップを開く」といった提案が表示されます。提案をタップするとGoogleマップが起動し、お店の場所やクチコミをすぐに確認できます。
さらに、その流れで「明日そこに行かない?」と誘うと、相手の画面には「カレンダーを表示」といった提案が表示され、予定を確認してすぐに返信できます。
ただし、これまで実際に利用できる場面はかなり限定的でした。Googleメッセージでの利用が中心で、電話で飛行機やレストランの予約変更を行う際に、メールで届いた予約情報が画面に表示されるといった機能も案内されていましたが、筆者の環境では実際に動作しているところを確認できていません。
Googleは、この状況を改善しようとしているようです。
マジックサジェストの対応アプリが拡大へ。LINEでの表示も確認
Googleは、The Android ShowとGoogle I/O 2026の「What’s new in Android」の動画内で、マジックサジェストの変更を示唆しています。
まず変わるのは、見た目と表示位置です。
これまでマジックサジェストは、アプリ内の表示エリアやGboardの候補表示エリアに表示されていました。新しいデザインでは、チップのサイズが小さくなり、ナビゲーションジェスチャーと重なるように画面下部に表示されます。

そして、待望の対応アプリも拡大します。
公式動画内で具体的なアプリ名として挙げられているのはSnapchatです。GoogleはSnapchat以外のアプリにも対応が広がることを示唆していますが、現時点で明確に名前が出ているのはSnapchatのみです。
ただ、筆者は数ヶ月前からLINEでもマジックサジェストが表示されることを確認しています。これまでに何度かLINEのトーク画面を開いたときに表示されたのを確認していますが、表示と非表示を繰り返していて、試験段階なのかもしれません。

将来的にPixel以外のAndroidにも拡大?
注目したいのは、今回の内容がAndroid関連セッションの中で紹介されたことです。
Googleは、Androidを従来のOSから、ユーザーの状況を理解して先回りする「Intelligence System」へ進化させる方針を示しており、その流れの中でマジックサジェストにも触れています。
現時点で、Pixel以外のAndroidデバイスに提供されるとは明言されていません。ただ、GoogleがマジックサジェストをAndroidのAI体験の一部として紹介していることを考えると、Pixel限定の便利機能にとどまらず、将来的には対応するAndroidデバイスへ広がっていく可能性もありそうです。






















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