「Pixel 4」のレンダー画像を公開したのは実績あるリーカーSteve H.McFly(@OnLeaks)とiGeeksBlog。全18枚のCADベース画像を公開している。
Pixel 4シリーズは2機種とも同じデザインに
「Pixel 4」シリーズは、昨年発売されたPixel 3シリーズに続いて大小サイズの異なる2機種ラインナップになるようだが、公開された画像からは不評だった高さのあるノッチが廃止され、2機種とも同じようなデザインになることがわかる。
サイズは「Pixel 4」が147.0 x 68.9 x 8.2mm。厚さはカメラを含めると9.3mmで縦、横、厚さともにサイズアップするようだ。なお、「Pixel 4 XL」のレンダー画像を先日公開していた@OnLeaksによれば「Pixel 4 XL」は160.4 x 75.2 x 8.2mmで縦と厚さはサイズアップするが、横幅は1.5mm小さくなる。ディスプレイのサイズや縦横比にも関係してくるだろう。
ボディは全体的に丸みのある形状をしている。バックは質感と色合いの異なるツートンデザインからフラットなガラスパネルに変更され、シリーズ初のトリプルカメラが搭載される。トリプルカメラは標準レンズと劣化なくズーム撮影ができる望遠レンズ、奥行きの情報を多段階で取得することでボケ撮影のクオリティが大幅に向上するToFレンズの構成になるようだ。
なお、「Pixel 3a」シリーズではイヤホン端子が搭載されたが、「Pixel 4」シリーズでは搭載されない。
やはりレーダーチップを搭載か
さらに、実績のあるIce universe(@UniverseIce)は「Pixel 4」シリーズの液晶保護ガラスの写真を公開した。
写真からは小さい左右下のベゼルと5つの穴が空いたトップのベゼルが確認できる。5つのうち2つはセルフィー用のデュアルカメラで、その隣は3D顔認証用の赤外線カメラと噂されている。
さらに、中央のスピーカーホールを挟んで右にあるホールは用途不明だが、Ice universeは楕円形のホールがPixel 4シリーズを画期的なものにするとツイート。9to5Googleも指摘しているが、ここにはレーダーチップが内蔵される可能性がある。
The oval opening of the Pixel 4 Series front panel means that the Google Pixel 4 Series will be groundbreaking and new and worth looking forward to. pic.twitter.com/9Pg9bGcWrs
— Ice universe (@UniverseIce) 2019年7月20日
レーダーチップは波形を出力して手などの物体に当たって跳ね返ってきた波形を解析することで指などの繊細な動きを認識できるというもの。「Project Soli」で開発が進められたこのチップをデバイスに内蔵することで、竜頭をつまんで回すようなジェスチャーを認識して地図をスクロールできたり、ボリュームをつまんでスライドすることで音量を調整したり、ペイントアプリでスライダーをつまむようなジェスチャーでカラーやブラシの大きさを調整するといったことが可能になる。
使い勝手は別として搭載されれば間違いなく画期的な機能だが実現するだろうか。「Pixel 4」シリーズは10月発売と報じられている。
コメントを残す