来月発表が噂されているGoogleの低価格スマートフォン「Pixel 4a」がFCCを通過したことが明らかになった。フランスの複数の小売店から存在が確認されるなど発売が迫っているようだ。
4×4 MIMOに対応か
「Pixel 4a」とされるG025J/G025M/G025Nの3モデルがFCCを通過したが発売が間近に迫っているとは言えない。昨年の「Pixel 3a」は発売の数ヶ月前にFCCを通過。倍以上の8モデルが確認されていた。今年はXLが存在しないとしても少ない。
「Pixel 4a」の発売時期が大幅に遅れていることから「Pixel 5」シリーズの1つとして発売される可能性も報じられているが、XDA-DevelopersのMishaal Rahmanも「Pixel 5a」として発売されることに同意している。
If the interpretation of the docs is right, Google will be making full use of the modem and including 4×4 MIMO support – even for low band LTE (B5 at least). Not sure how they managed low band 4×4 on a 4a sized device though. Pretty cool for a low/mid range.
— cstark27 (@Cstark_27) June 25, 2020
FCCが公開した資料をもとにcstark27は「Pixel 4a」が少なくともB5のローバンドLTEを含む4×4 MIMOに対応すると指摘。
4×4 MIMOはデータ通信で利用するアンテナの本数を基地局とデバイス側で4本ずつ利用することで通信速度がアップする技術。ローバンドLTEのMIMOによってプラチナバンドのように繋がりやすい周波数帯でも通信速度アップが実現できる。
ハイエンドモデルの「Pixel 4」は4×4 MIMOに対応していたが、昨年発売された「Pixel 3a」は対応していない。Appleが今年春に発売した新しいiPhone SEも同じだ。
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