今年秋発売と噂されるGoogleの次期フラグシップスマートフォン「Pixel 6」と「Pixel 6 Pro」の最終仕様・スペックが報じられた。
Pixle 6シリーズのデザインをいち早く報じたリーカーJon Prosserが両機種ともGoogle独自のカスタムチップセットやWi-Fi 6E、Android Enterprise Recommended(AER)認証を受けていて、最低5年間のソフトウェアアップデート保証付きと伝えている。
Pixel 6シリーズの発売日は10月近辺?
昨年は画面サイズの大きな“XL”モデルが廃止されて通常のナンバリングモデルではPixel 5のみが販売されたが、今年は「Pixel 6」と「Pixel 6 Pro」の2機種がラインナップされる。
“XL”モデルは画面やバッテリーといったサイズや容量を中心に差別化されていたが、新たに追加される“Pro”モデルではメインカメラやメモリ、ストレージでも差別化されるという。
Jon Prosserによればコードネーム“Oriel”(おそらくorioleの間違い)の「Pixel 6」は、6.4インチの有機EL(AMOLED)や広角+超広角レンズのデュアルカメラ、4,614mAhのバッテリー、8GBのメモリ、128GB/256GBのストレージを搭載。
上位モデルとして発売されるコードネーム“Raven”の「Pixel 6 Pro」は6.71インチの有機EL(プラスチック)や広角+超広角+望遠レンズのトリプルカメラ、5000mAhのバッテリー、12GBのメモリ、128GB/256GB/512GBのストレージを搭載するそうだ。
スペックよりも注目したいのはGoogle独自のチップセット“Whitechapel”の搭載によって実現する最低5年間のソフトウェアアップデート保証。現在のPixelスマートフォンは米国での発売日から最低3年間となっている。
Snapdragonのチップセットを搭載しているこれまでのPixelスマートフォンは、OSとの互換性を保つために必要なドライバアップデートをQualcommと協力して提供する必要があったが、独自チップセットに変わることで自社内で完結できることからアップデート保証期間が伸びるのではないかと予想されていた。
Android 12から13、14、15、16、17と5年間のOSアップデートが提供されるのか、それともセキュリティアップデートが5年間に渡るのかなど最低5年以外の詳細は不明。いずれにしてもこれまでのPixelスマートフォンに比べて長期間使える可能性がある。AppleのiPhoneに劣っていた部分が大きく改善されるかもしれない。
Jon Prosserは最終的な発売日は決まっていないもののPixel 6シリーズの発売日について10月近辺と伝えている。同氏のリーク情報は当たり外れがあるということを最後に書いておくが今回の情報については非常に信頼できる筋から得たとしている。
Googleが今年後半に発売するPixel 5a/Pixel 6/Pixel 6 Proの噂や最新情報については以下の記事で詳しくまとめている。
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