ベータ版Android 12からPixel 6と折りたたみPixelスマホの日本版モデルが見つかる
Googleが19日に開催したGooge I/O 2021の基調講演で今年秋の正式公開を予定する「Android 12」を発表した。
次期OSでは新しいデザイン言語「Material You」の導入によってAndroid史上最大のデザイン変更が実施されるほか、プライバシーとセキュリティ保護が大幅に強化される。
Googleは正式公開に先がけて今日からベータ版Android 12の提供を開始したが、このベータ版からPixel 6/Pixel 6 Pro/Pixel 5a 5Gといった未発表の製品、さらに折りたたみPixelスマートフォンの開発コードネームやモデル番号が発見された。
今年発売されるPixelスマートフォンのモデル番号が判明か
9to5Googleがベータ版のAndroid 12を解析した結果、2021年に発売されるPixelスマートフォンのコードネームとモデル番号が発見された。モデル番号はすべて日本で販売されるモデルとのこと。
コードネーム | モデル番号 | |
---|---|---|
折りたたみPixel | Passport | GPQ72 |
Pixel 5a 5G | Barbet | G4S1M |
Pixel 6シリーズ | Oriole | GR1YH |
Pixel 6シリーズ | Raven | GF5KQ |
いずれも昨年8月に流出したAndroidの内部文書からコードネームが特定されていたが、モデル番号が発見されたのは今回が初めて。
ただし、Androidの内部からコードネームとモデル番号が発見されたとしても製品化されるかはわからない。Android内部から2019年に発見された「Needlefish」は、5G対応のPixel 4の亜種と推測されているが、知ってのとおりPixelシリーズが初めて5Gに対応したのは2020年のこと。発売に至らなかった。
Pixel 5a 5GについてはGoogle自らアメリカと日本での発売を予告しており、Pixel 6シリーズについても例年どおり発売される可能性は高い。5G同様に新しい分野での挑戦となる折りたたみのPixelスマートフォンについては市場の状況を考えて発売が延期されたり、見送られても不思議ではないが、“raven”、“oriole”、“passport”の3機種は流出Androidの内部文書に“2021年第4四半期”と記されていたことから今年発売される可能性もゼロではない。
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