今年2月のアップデートを適用したPixel 6|6 Proにて、再びWi-Fiの不具合が発生したことで「イラつく」「ただのガラクタになった」「ただ普通に動くだけのスマートフォンを作るのがそんなに難しいのか」と怒りの声が米Redditで投稿される事態になっていました。
Googleはようやく不具合の原因を特定し、3月のアップデートでWi-Fiオフのループバグを解消することを明らかにしています。
Bluetoothの不具合も発生か
不具合の内容はPixel 6がスリープ状態になるとWi-Fiが自動的に切断されて、手動でWi-Fiをオンにしても時間が経つと勝手にオフになるといったループを伴う非常にストレスがたまるバグでした。
不具合を解消するためにネットワーク設定の初期化や保存したWi-Fiの削除、電池持ちが改善する「接続の自動調整」のオフ、端末の再起動、さらには端末の初期化など色々な方法が試されたものの、すべて効果はなく一時的に解消しても再発します。
Googleが18日に公開した不定期な緊急アップデートによって解消されるものと思いきや、アップデートの内容は動作安定性とセキュリティの向上に限られたもので、Wi-Fiの不具合が解消されることはなく今も問題が継続しています。
Googleは調査の結果、不具合の根本的な原因を特定したことを明かし、不具合がごく少数のデバイスで発生していると説明。すでに書いたとおり不具合を解消するアップデートは3月に提供されますが、待てない場合はサポートに連絡するよう伝えています。
なお、携帯総合研究所のコメント欄では、Bluetoothが正常に動作しなくなる不具合も複数のユーザーから報告(1,2,3)されています。Googleは2月のアップデートでBluetooth関連の不具合修正や音質改善を実施していました。