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Pixel 8シリーズ、バッテリー増量で電池持ち改善か。充電速度も向上

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Yusuke Sakakura公開日:2023/07/02 12:44
Pixel 8シリーズ、バッテリー増量で電池持ち改善か。充電速度も向上

Googleが約3ヶ月後に発表するスマートフォンの最新モデル「Pixel 8」と「Pixel 8 Pro」では、新しい形状のボディに大幅に強化された最新のGoogle Tensor G3チップと改良されたカメラ、新しいディスプレイ、Proモデルには体温を計測できる新センサーが搭載されるようです。

最新の情報によれば、より高速な充電システムと大容量のバッテリー、Wi-Fi 7をサポートすると報じられています。

Pixel 8は電池容量が5%増量か

最近では最も注目すべきGoogle Pixel関連のソフトウェア解析屋であり、リーカーでもあるKamila WojciechowskaがPixel 8シリーズの最新情報を伝えています。

まずはバッテリー容量。

より多くの人が手に取るであろうPixel 8は4,270mAhから4,485mAhに増量されるとのこと。最上位モデルのPixel 8 Proは4,926mAhから4,950mAhに微増するようです。

下位モデルのPixel 7aに4,300mAhのバッテリー容量が搭載されていることを考えれば、小型化が噂されているものの、Pixel 8のバッテリー容量が増えることは自然なことです。

バッテリーの充電については小幅ながらPixel 8は20Wから24Wに改善。Pixel 8 Proも23Wから27Wにアップするとのこと。残念ながらワイヤレス充電については、専用の充電器Pixel Standを利用した時の20W、23Wから変更はないようです。

Pixel 8Pixel 8 Pro
バッテリー容量4,270mAh → 4,485mAh4,926mAh → 4,950mAh
充電速度(有線)20W → 24W23W → 27W
充電速度(無線)20W23W

Wi-Fi 7をサポート。通信関連の不具合の改善も期待

GoogleがPixelスマートフォンのチップをQualcommのSnapdragonから独自のGoogle Tensorにスイッチして以降、通信関連における不具合が多数報告されています。

Wojciechowskaによれば、Googleは独自チップの導入に合わせてWi-Fi/BluetoothコンボチップのパートナーとしてBroadcomを選び、Pixel 6、Pixel 7ともにBCM4389チップが搭載されているとのこと。

Pixel 8シリーズでは、パートナーは変わらないもののチップはWi-Fi 7をサポートするBCM4398にグレードアップされるようです。Wi-Fi/Bluetoothコンボチップの変更は通信関連の不具合を改善する要因になるかもしれません。

Wi-Fi 7は最大の通信速度が6Eの9.6Gbpsから4.8倍の46Gbpsに大幅スピードアップし、遅延が最大1/100に、複数の帯域(2.4GHz/5GHz/6GHz)を同時利用するマルチリンクに初めて対応することで信頼性も向上します。

ただし、日本ではWi-Fi 6Eが昨年認可されたばかり。Wi-Fi 7も今年6月に検討が開始されたばかり。9月に報告案とりまとめの検討が行われる予定であることから日本でWi-Fi 7を本格的に利用できるのは結構先になりそうです。

同じ通信関連では、近距離における超広帯域無線通信を可能にするUWBチップはPixel 8 Proに限定されるようです。

GoogleはPixelスマートフォンの販売対象国を拡大する予定で、オーストリア、スイス、ベルギー、ポルトガルの4ヶ国で新たに販売される可能性があるとのこと。

Appleが世界で139ヶ国以上でiPhoneを販売するのに対してGoogleは17カ国でしかPixelスマートフォンを販売していません。

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