Pixel 8のスクロールがもたつく不具合はAndroid 15で修正へ。発生報告から1年後に
昨年10月に発売されたPixel 8シリーズでは、発売直後からスクロール時に動作がもたつくことがあると報告されていましたが、この修正には1年ほどかかるようです。
昨年10月、Android 14が動作するPixel 8 Proにて、多数のアプリで下方向に小〜中程度のスクロール操作を行うと、動作がもたつくといった不具合がIssueTrackerに報告されました。
特にPixel 8 Proユーザーからも同様の不具合が報告されていますが、Pixel 8、Pixel 7、Pixel 7 Pro、Pixel 6 Proなどでも発生していることが確認できます。
Googleは問題の再現や特定に苦労したのか、不具合が発生したユーザーに対して、開発者オプションで利用できるトレース機能を使って記録した詳細なレポートの提出を呼びかけていました。その結果、問題の報告から5ヶ月が経過した3月27日に修正が完了したことを報告しています。
不具合修正のアップデートはすぐに提供されるかと思いきや配信時期については「次のAndroidリリース」と投稿されています。
これは毎月配信されているアップデートではなく、8月以降の正式提供が見込まれているAndroid 15のリリースを意味しているようです。
つまり、Pixel 8シリーズを購入したユーザーは不具合が修正されるまでに1年も待たなければいけないことになります。デベロッパープレビューまたはベータ版のAndroid 15にアップデートする方法もありますが、まだまだ完成には程遠く多くの不具合が存在することから推奨できません。
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