Pixel Watchは腕時計とガジェットをうまく融合させたデザインで高く評価されましたが、足りないものが無数に存在しています。
その1つがワークアウトの自動トラッキングです。
現行モデルでも早歩きなど一部の運動を終えると、運動記録がFitbitアプリ内に保存されていましたが、Pixel Watch 2はさらに機能が拡大するようです。
電池持ちは常時オンで24時間
おなじみのKamila Wojciechowskaが投稿した公式サイトのキャプチャまたはプロモーション資料によると、Pixel Watch 2では、自動ワークアウトモードがアクティビティを自動的に開始し、ペース・心拍ゾーン・ラップ数などの情報を取得できるとのこと。
ワークアウトを一時停止・停止することも可能です。この機能が新たに追加されたハードウェアを必要としているのかはわかりません。不要であれば、現行モデルでもWearOSのアップデートで対応する可能性があります。
このほかにもボディの素材がステンレススチールから100%再生アルミニウムに変更されることがわかります。光沢仕上げのアルミニウムはPixelスマートフォンのProシリーズにも採用されていますが、固い壁に当たってしまうことも多い腕時計への採用は耐久性が気になるところ。
新しいアルミボディには、健康とウェルネスをより深く理解するための3つの先進的なセンサーも搭載されます。
1つは寝ている間に手首の皮膚温を計測して健康管理に役立てることができる皮膚温センサー(EDA)で、Pixel Watchに初めて搭載されます。
もう1つはまったく新しい心拍センサーで、Google AIと連携することでFitbitの最も正確な心拍数のトラッキングが可能になるとのこと。最後の1つは睡眠時の酸素飽和度を計測するSpO2センサーでしょう。
電池持ちは常時表示ディスプレイをオンにした状態でも24時間(現行モデルは最大24時間)。80分の充電で1日中使えるとのこと。7日間使えるFitbit Charge 6のようなトラッカーには遠く及ばないものの、多機能なスマートウォッチのカテゴリーではこんなものでしょう。
ほかにもタイマーが切れる前に応答しない場合は緊急連絡先にアラートを送信したり、選択した連絡先にリアルタイムな現在地と電池残量を通知する安全機能やウーブン、アクティブ、スポーツ、レザーといった多様なバンドも用意されるようです。
なお、Pixel Watch 2はPixel 8 Proを予約注文すると無料でもらえるキャンペーンがアメリカと欧州等で実施されることがわかっています。日本でも対象になるのか注目です。