ビッグサイズのディスプレイと専用のスタイラス「Sペン」を特徴としたGalaxy Noteシリーズが約10年で終了することが明らかになりました。
スマートフォンとタブレットの中間サイズのディスプレイを搭載していることから「ファブレット」とも呼ばれたデバイス。2011年に初代モデルが登場して以降、画面の大型化が進んだことで1つの特徴を失い、明らかにGalaxy S Ultraシリーズと需要を分け合っていました。
昨年ついにGalaxy S21 UltraとGalaxy Z Fold3にSペン機能が搭載されるなど、Samsungは明確にNoteシリーズを終わらせようとしていましたがついにその時が来たようです。
実質的に無くなったのはGalaxy Ultra
韓国メディアdailian.co.krによれば、スペイン・バルセロナで開催されているWMC2022にてSamsungのモバイル事業責任者であるRoh Tae-moonが「Galaxy Noteシリーズはこれから毎年Ultraとして発売する」と明かしたとのこと。
Samsungは「2021年にGalaxy Noteシリーズの最新モデルは発売しない」と宣言。Galaxy Note20も年内で生産終了と報じられるなかで、今年2月にGalaxy S22 Ultraが発表されました。6.8インチのカーブエッジディスプレイを搭載し、Sペンを本体に収納できるポケットも追加されたことで、Galaxy Noteシリーズの完全なる後継機になっています。
なお、Sペンはタブレットサイズのディスプレイをポケットに入れて持ち運べる折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold」シリーズにも搭載されていて、今年発売される最新モデルのGalaxy Z Fold4には、S22 UItraと同様にSペンを本体に収納できると噂されています。
Galaxy Noteシリーズは2011年10月に初代モデルが登場し、発売から5ヶ月で500万台を販売しました。日本国内ではドコモが「GALAXY Note SC-05D」として2012年4月に発売されています。当時、スマートフォンの画面サイズは3〜4インチが主流でしたが、Galaxy Noteが5.3インチのディスプレイを搭載していることから「Phone? Tablet? Feel Free, It’s Galaxy Note」とのキャッチコピーが付けられました。
コメントを残す