7月14日、ソフトバンクがスマートフォン向け料金サービスにおいてeSIM(embedded Subscriber Identity Module)の提供を開始すると発表した。
eSIMを利用するには対応機種が必要。現時点で動作確認済み機種はAppleのiPhoneとGoogleのPixelスマートフォンのみと案内されている。
ソフトバンクブランドでもeSIMの利用が可能に
eSIMは通信サービスに必要な加入者識別情報(プロファイル)をスマートフォンなどに遠隔で書き込める組み込み式のSIMで、専用のQRコードなどをスキャンしてプロファイルをダウンロードすることで手軽に通信サービスを利用できる。
ソフトバンクオンラインショップでeSIMを新規契約する場合、eKYCによるオンライン本人確認システムを選択すると申込後にUSIMカード(物理SIM)の到着を待つ必要なく最短1時間でスムーズに利用を開始できるとのこと。
新たにeSIMが加わったことで、ソフトバンクではeSIMとUSIMカードのいずれかを選べるようになった。すでに契約しているユーザーはメリハリ無制限、ミニフィットプラン+、スマホデビュープランへの加入および機種変更の手続きによって店頭でeSIMへの切り替えができる。
ソフトバンクはオンライン専用ブランドの「LINEMO」にてeSIMを先行提供していた。現時点でドコモは一部機種でeSIMを提供中。KDDIはオンライン専用ブランドのpovoでeSIMを提供している。
動作確認済み機種は以下のとおり。なお、Y!mobileやUQ mobile、楽天モバイルが発売するiPhone、Google以外が販売するPixelスマートフォンについては“現在、対応の機種はありません”と案内されている。
通話 | SMS | データ | |
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iPhone 12シリーズ | ○ | ○ | ○ |
iPhone SE(第2世代) | ○ | ○ | ○ |
iPhone 11シリーズ | ○ | ○ | ○ |
iPhone XR / XS / XS Max | ○ | ○ | ○ |
Pixel 5 | ○ | ○ | ○ |
Pixel 4a / 4a (5G) | ○ | ○ | ○ |
Pixel 4 / 4 XL | ○ | ○ | ○ |
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