The Android Showが5月14日2時から開催。Android 16を正式発表か

ソフトバンク、2015年内にAndroid搭載ガラケー「ガラホ」を発売か

Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura

ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

2015/05/26 18:21
ソフトバンク、2015年内にAndroid搭載ガラケー「ガラホ」を発売か

NTTドコモとauが2015年夏モデルの発表を開催し、デザインなど形は従来の携帯電話――いわゆるガラケーながら、OSにスマートフォン向けのAndroidを搭載した「ガラホ」が発表されました。

ソフトバンクモバイルについては、2015年夏モデルの発表を行っていませんが、年内にも「ガラホ」を投入することがわかりました。

ソフトバンクモバイルが「ガラホ」を2015年内にも発表へ

NHKニュースによれば、ソフトバンクモバイルもドコモとauが発表した「ガラホ」と同様の機種を年内にも投入するとのこと。

さらに、ソフトバンクも年内には同じような製品を投入するとしており、国内市場では当面、こうしたいわば「新しいガラケー」が一定の地位を占めそうです。

引用元:「スマホに近いガラケー」 相次ぎ投入へ NHKニュース

今年2月に開催された決算説明会にて孫正義氏は、ガラケーの出荷台数が2014年とくらべて約5%増になっていることを聞かれると、ガラケーの出荷台数が増えているのは一時的なもので、スマホの方がもっと増えていくと回答。

一方、スマホを欲しくないというお客さんもいて、そういう人たちを今後も大切にしていきたいとも答えていました。

ソフトバンクが投入する「ガラホ」はどういった端末になる?

ドコモとauから発表されたガラホは、性能および仕様が大きく異なっており、auが「他社さんはガラケーの中身がAndroidだが、auは両者の良いところを組み合わせた端末」と答えたとおり、各社の方針は全く異なっています。

ソフトバンク、2015年内にAndroid搭載ガラケー「ガラホ」を発売か

auの2015年夏モデルのガラホ「AQUOS K SHF32」

例えば、auのガラホでは、高速なデータ通信サービス「LTE」でテザリングが使えるといったメリットがありますが、ドコモの場合は、対応する通信規格は3Gのみ、テザリングやおサイフケータイは利用できない。さらに、一部の端末ではGPSにも対応しないという端末になっています。

auについては、割高だった料金プランに加えて、ガラケーと変わらない新料金プランを投入するなど、スマホを欲しくない顧客に向けて、ガラケーやスマホの代わりになるガラホを提供していくという方針ですが、ドコモについては、まだ2機種を投入したばかりですが、おサイフケータイやテザリング、一部端末がGPSに非対応というところを見ると、スマートフォンへの移行を進めていくためのガラホを提供する方針と受け取ることもできます。

ソフトバンク、2015年内にAndroid搭載ガラケー「ガラホ」を発売か

ドコモの2015年夏モデルのガラホ「AQUOSケータイ SH-06G」

「一時的なもの」とコメントしたソフトバンクモバイルが投入するガラホはどういったものになるのか注目したいと思います。

ソフトバンクモバイルは5月19日に記者向けの発表会を行い、その場で新機種の発表を行うことが予想されますが、未発表端末の認証状況を見る限り、2015年夏モデルとしてガラホが発表される可能性は低いものと思われます。

投稿規約
  • チャットサポートではないので質問は必ず記事を読んでから投稿してください。
  • 迅速な回答のために、質問する際は状況を細かく書いてください。最低限、画面にどういったメッセージが表示されているのかは必要です。
  • コメントに誹謗中傷を含む場合は、発信者情報開示請求を行います。
  • 攻撃的・侮辱的・過激・不快な表現を含む場合はIPアドレスを公開します。
  • VPNを使った書き込みおよび連投は承認されません。

コメントを残す

(任意)

あなたにおすすめ