2〜3年後に新料金プラン登場?ソフトバンクが明かした料金値下げの影響

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Yusuke Sakakura

2〜3年後に新料金プラン登場?ソフトバンクが明かした料金値下げの影響

11月4日、ソフトバンクが決算説明会を開催し、料金値下げによる基地局およびネットワークの影響や今後の料金プランについて考えを明かしました。

昨年から議論が始まり、今年春に実現した携帯料金の値下げ。記者から基地局の整備など、さまざまなところに影響が出てくるのではないかと聞かれると、「最近はちょっと影響するかもしれないなと思っている。」と回答しました。

「徹底したリストラやコスト削減で影響がないようやっている」

2〜3年後に新料金プラン登場?ソフトバンクが語る料金値下げの影響

質疑応答でソフトバンクの宮川社長は「基地局の建設計画を出す際に、収益と費用のバランスを計算しているが、収益のバランスが崩れると出口(費用)を抑えないと行けない」とし、料金プランの値下げが基地局に与える影響がゼロではないことを明かしています。

既にさまざまな分野でリストラやコスト削減などできるものは徹底的に行うことで、ネットワークの設計に影響がないような形でやっているとのこと。一方で、5年〜10年続けば通信のインフラの整備のあり方をどこかで見直す時期が来るかもしれないとの考えを示しています。

記者から海外のように通信が時々止まるなど、安い料金によって品質を我慢する時代が来るのか問われると、「総務省によれば日本の料金は世界2位だが、使用量や品質を考慮すれば世界一安いのではないか」と述べ、(料金の値下げが)日本国としての方向であれば精一杯ついていくとしながらも「通信業界を引っ張っている先進国はそういった方向にはないため、通信の開発で日本が遅れる懸念を持っている」としました。

さらに、「端末も含めてこれまではキャリアらしさを追求していたのが日本のやり方であったが、今後失われていくのは悲しいので頑張っていきたい」としながらも、「基地局の整備については4Gと5Gでは数も電力も別物で、5Gは相当なエネルギーを消費することから4Gよりも安い料金を5Gで維持できるかは心配」と答えました。

「一度下げた料金はなかなか上げづらい」

9月にスタートした基本料金0円から始められるKDDIの新料金プラン「povo 2.0」や今後の料金プランについては、ネットワークの整備・運用・監視など、コストがまかなえなくなるところまで踏み込む考えがないと明言。ユーザーにネットワークの維持コストを応分に負担してもらい、使用量に合わせた料金の違いがあるのがベストとの考えを明らかにしました。

今後の料金プランについては「一度下げた料金はなかなか上げづらいと思う」としながらも、5Gでは通信量が増えることから「自然と無制限プランに近いサービスに再び寄ってくる時代が来る」とし、今月から開始したフル5Gも含めたネットワークを作り上げた上で、5Gならではのリッチコンテンツを提供することで、市場が拡大するとの考えを示しています。

その上で「2年、3年という単位ではまったく違った料金体系が出てくることを想像している」と述べました。

つまり、5Gが始まったばかりの現段階では20GBなどの通信量で済んでいるものの、フル5Gを活用したコンテンツを充実化させることで自然と通信量が足りなくなり、無制限プランを選ぶ人も出てくることから料金体系にも変化が現れるというものです。auのようにNetflixなど他社のサービスと絡めた料金プランはその1つだと思います。

「主力はワイモバイル」

前回の決算で50万に満たないとしたLINEMOの契約数について聞かれると、LINEMOとLINEモバイルの合計が100万でLINEMO単体での契約数は開示しないと回答しながらも、月額990円のミニプラン開始以降は勢いが増して順調の伸びていると答えました。

一方、客のウケはワイモバイルの方が遥かに良いことから、ワイモバイルという商品を主力にし今後も強化していく方針を明かしています。

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