ソフトバンクがスマートフォンなどをおトクに購入できるプログラム「トクするサポート+」をリニューアルした新しいプログラム「トクするサポート+(2021年9月24日以降加入者向け)」の提供を10月13日から開始すると発表しました。
現行のトクするサポート+は、端末の返却と対象機種への買い替えを条件に、機種代金の最大半額の支払いを不要にする特典を提供していますが、新プログラムでは、特典を利用するための条件から機種の買い替えが削除されます。
iPhone 13の購入者も新プログラムの対象
新プログラムの「トクするサポート+(2021年9月24日以降加入者向け)」は、ソフトバンクの回線契約がなくても対象機種を48回払いで購入することを条件に、特典を受けることができるというもの。プログラムの利用料は無料です。
特典の内容は、対象機種の購入から25ヶ月目以降に特典の利用を申し込み、端末を返却すると、最大24回分の支払いーーつまり機種代金の半額が不要になるというものです。ただし、返却する機種の状態(画面が割れているなど故障状態)によって査定条件を満たさない場合は、最大22,000円の支払いが必要になります。
買い替えの条件廃止に伴い、リニューアル前のトクするサポート+で提供されていた買い替え不要・端末の返却が条件のPayPayボーナス還元による特典は提供されません。
なお、2021年9月23日に以前に加入した場合は、現行の「トクするサポート+」が適用されますが、9月24日以降に加入した場合はリニューアル後のプログラムが適用されます。24日発売されたiPhone 13シリーズを購入した場合はリニューアル後のプログラムが適用されます。
公正取引委員会は、約7割が通信事業者から端末を購入しているなかで、端末購入サポートプログラムにおいて端末の再購入を課すことは、消費者の通信契約の変更を妨げるおそれがあるとし、他の通信事業者の事業活動を困難にさせる場合は、独占禁止法上問題となるおそれがあるとの考えを示していました。
これに伴い、auもプログラムの見直しを行い、ソフトバンクと同じように買い替え条件を撤廃しています。
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