Appleが2019年10月から日本の消費税が8%から10%に増税されることに伴い、App Storeで販売するアプリやアプリ内課金の価格を値上げすると発表した。
値上げ幅は数十円〜数百円がほとんど(価格帯によって異なる)だが、すでに購入したいアプリやアプリ内課金がある場合は9月中に購入した方が良さそうだ。
直前の発表に開発者からは「遅い」との声も
今回の変更によって10月1日以降にアプリや課金アイテムの販売価格が強制的に値上げされるが、アプリの開発者はApp Store Connectを通じてTierを変更して価格を変えることもできる。
毎月の定期購読サービス――いわゆるサブスクリプションのサービスは価格を変更せずに従来の料金で提供することも可能。
なお、2014年に消費税が5%から8%に増税された時は値上げは実施されず、今回も今日まで発表されていなかったため、開発者が価格の変更やアプリ内課金で購入できるアイテムの数などを調整していたが、突然、増税対応が発表されたことで開発者からは「発表が遅い」との声が上がっている。
値上げ前後の価格(Tier10まで)は以下のとおり。値上げ後のすべての価格はApple Developerで確認できる。
Tier | 増税前 | 増税後 |
---|---|---|
1 | 120円 | 120円 |
2 | 240円 | 250円 |
3 | 360円 | 370円 |
4 | 480円 | 490円 |
5 | 600円 | 610円 |
6 | 720円 | 730円 |
7 | 840円 | 860円 |
8 | 960円 | 980円 |
9 | 1,080円 | 1,100円 |
10 | 1,200円 | 1,220円 |
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