アップルが開発者向けのイベント「WWDC 2015」を6月8日から6月12日にかけて開催することを正式発表しました。
昨年開催された「WWDC 2014」では、iPhone、iPad向けの「iOS 8」とMac向けの「OS X Yosemite」が発表されています。
WWDC 2015が6月8日より開催、ライブ中継も実施
「WWDC 2015」は、昨年に引き続き、サンフランシスコのモスコーンウェストで開催されます。
WWDCで実施されるいくつかのセッションはライブ中継が実施されるとアナウンスされており、いつもどおり最新のiOSとOS Xが発表されるキーノートもライブ中継されるものと思われます。
「App Storeは、本当に素晴らしいアプリケーションのエコシステムを作り出しました。お客様の生活を永久に変えるとともに、世界中で何百万人もの仕事を生み出しています。WWDCでは、世界中でデベロッパと共有するための、iOSとOS X用の驚くべき新しいテクノロジーを用意しており、彼らが作る次世代のアプリケーションを見るのが待ちきれません」と、Appleのワールドワイドマーケティング担当シニアバイスプレジデント、フィリップ・シラーは述べています。
引用元:Apple (日本) – Apple Press Info – Apple、WWDCを6月8日にサンフランシスコのMoscone Westで開幕
WWDC 2015のテーマは「The epicenter of change」――変化の震源地?
WWDC 2015の公式イメージ(当記事トップの画像参照)には今年のテーマでろう「The epicenter of change」――変化の震源地、変化の震央と記されていますが、これは何を意味するのでしょうか。
様々な製品で人々の心を動かしてきたアップルにとっての震源地は、本社のあるカリフォルニア州のクパチーノですが、これに変化をもたらすような発表になるということでしょうか?
デベロッパーに向けたメッセージだとすれば、答えが見えてきそうな気もしますが、全く見えません。
WWDC 2015で先行発表される「iOS 9」は安定性やパフォーマンス重視のアップデートに?
キーノートの開催日に発表されるであろう最新版の「iOS 9」では、新機能が多く投入され、デザインが大幅に変更されたiOS 7やiOS 8とは異なり、バグの修正や安定性の向上などに焦点を当てて、OSのパフォーマンスを高めるアップデートになると噂されています。
「安定性」「パフォーマンス」という面では、あまり評判が良くなかったここ最近のiOSですが、iOS 9でどのように挽回してくるのか今からとても楽しみです。
iOS 9は2015年秋ごろに正式発表されるものと思われますが、例年どおりであれば、開発者向けにiOS 9ベータ版が提供されるはずです。
また、4月24日に発売されるスマートウォッチの「Apple Watch」やApple Watchが搭載する独自OSの「Watch OS」に関しても、何らかの発表があるかもしれません。
WWDC 2015に参加するには、毎年、即完売となるチケットを購入する必要があります。チケットは本日から4月18日午前2時までに申し込む必要があり、抽選で当選した参加者には4月21日午前9時までに通知されるとのことです。
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