Apple、既存の2chブラウザはアップデートの審査時に削除を検討ーAppStoreからの一括削除はなし
Yusuke Sakakura更新日:2014/10/11 23:26
先日、AppStoreにて2chブラウザの公開が禁止となり既に公開されているアプリは削除されるとお伝えしましたが、GraffitiPotの開発者がAppleに問い合わせたところ、アプリの削除は審査における個別の判断であるとの回答を得たようです。
GraffitiPotの開発者とAppleとのやり取りはTwitterにて確認できます。
ご迷惑をおかけしております。今朝、先日、電話がかかってきた Apple の審査チームの電話番号に電話を致しました。まず、GraffitiPot の審査に関しては受け入れたということを伝えた上で、(続きます
— GraffitiPotさん (@GraffitiPot) 2013年3月2日
こんなことをしても足しにはならないとは思いましたが、2chについて説明し、2chアプリについて寛大な措置を取っていただくようお話したところ、「他アプリに関しては、あくまでもアップデート時の審査における個別の判断とし、一斉に取り除くという決定はしない」という回答を頂きました。
— GraffitiPotさん (@GraffitiPot) 2013年3月2日
ということで、今すぐにiOSで2chブラウザを使えなくなるという状況にはならないようですね。ユーザーとしてはちょっと嬉しい報告ではありますが、他の開発者にとっては今後のアップデートに細心の中止を払う必要があり、おいそれとアップデートを提供することができなくなってしまいましたね・・・。
GraffitiPotの開発者は今回の件において、一度、Appleのポリシーに反するコンテンツを提供するアプリと判断されると判定を覆すことは難しいとコメントしており、他の2chブラウザにおいては、BBSPINKなどAppleのポリシーに反するコンテンツが閲覧できる機能を除去した後に審査に提出することで対策できるかもしれないとしています。
(余計な話とは思いますが)他2chアプリにおかれましては、GrafftiPot と同じ道を辿る危険をできるだけ少なくするため、BBSPINK等の板を取り除いたものを標準の板一覧にして頂けると良いかもしません。
— GraffitiPotさん (@GraffitiPot) 2013年3月2日
また、今回の一連の経緯は以下のサイトでまとめられています。
GraffitiPot 配布終了のお知らせ
ちなみに、「Graffitipot」は既にAppStoreから削除されており、入手不可となっています。
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