Appleが本日より「iTunes Pass」の提供を開始しました。
Appleが新しいサービスを始める場合、日本での提供は他の国よりも遅れるケースがほとんどですが、「iTunes Pass」は今のところ日本のみで提供されている珍しいケースとなっています。
iTunes Passはどんなサービス?
これまでApp StoreやiTunes Storeで販売されているアプリや音楽を購入するときは、コンビニでiTunesカードを購入したり、クレジットカードを登録する必要がありましたが、「iTunes Pass」を利用することで、Apple Storeでお金を支払うことでそれらのアカウントに直接入金することが可能になります。iTunes Passは、その名前のとおりPassbookを利用するもので、事前にiTunes PassをPassbookに追加する必要があります。
具体的な手順としては、App Storeを起動しておすすめタブを選択。下にスクロールして「コードを使う」をタップします。
すると、iTunes Passの説明が最下部に表示されるため、これをタップして「iTunes PassをPassbookに追加」を選べば事前の作業は完了です。
あとは、Apple Storeに行ってスタッフにiTunes Passに入金したいと告げればOK。残高がその場で更新されてすぐにアプリや音楽を購入できるそうです。
平日のお昼休憩のコンビニは弁当を求める人でレジが混みますし、いちいちコードを入力する手間が省けるという点がメリットでしょうか。ただ、職場や自宅近くにApple Storeがある人はかなり限られるため、利用する機会はかなり限られそうです。
ちなみに、iTunes Passのページにはブラジル、中国、トルコでは利用できませんとの文字がありますが、今のところアメリカやイギリスといった他の国でもiTunes Passの利用は開始されていないようです。
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