新しいApple 銀座フォトレポート。光がふりそそぐ新ストアデザインで再始動
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

Apple 銀座が再始動します。
20年以上前の2003年、日本初・アメリカ国外としても初のApple Storeとして誕生した特別なストアは、ビルの建て替え工事により、銀座8丁目に場所を移して営業していました。
約3年間の建て替え工事を終え、一新されたデザインで同じ場所に戻ってきます。
携帯総合研究所はストアの正式オープン前に行われた先行内覧会に参加してきたので、多数の写真と共に見どころをレポートします。
これが新しいApple 銀座。銀座中央通りに面し、東京メトロ銀座駅・A13出口からすぐにあります。

ストアに入ってすぐに気づいたのは、太陽光がふりそそぐ明るい店内であること。
2022年まで同じ場所にあった旧ストアの1階は正面から太陽の光が差していたのに対して、新しいApple 銀座は正面と側面からも光が差し込みます。さらに2階との間に設けられた吹き抜けによって開放感のある作りになっています。

1階には、最新のiPhone 17シリーズとiPhone Airなどが並びます。
展示されているiPhoneをMagSafeのスタンドから取り外して、明るいガラス近くで色合いを確認したり、ガラスから離れて屋内での見え方を確認するなどして、お気に入りのカラーを選ぶことも可能。
Apple 銀座はコンパクトなサイズ感のため、ストア内を移動しながら買い物しやすい空間になっています。




店内右のウッドウォールには、iPhoneケースやクロスボディストラップ、充電器などのアクセサリも豊富にラインナップされています。こちらも他のストア同様にiPhoneに装着しながら相性を確かめて購入することも可能です。

フロアは4階構成。入り口すぐ横にあるエレベーターまたは階段を使って移動します。
思い返すと旧ストアのエレベーター内にはボタンがなく各階に止まる方式でした。最初に訪れたときは戸惑いながらもAppleらしい作りだなと思いましたが、今回は各階に泊まるボタンが付いています。
夜になるとガラス張りのエレベーターが優しく明かり、動いている様子を外からも確認できます。

2階にはApple Watch、iPad、Mac、AirPodsが並びます。
店内奥にはピックアップカウンターが設置。ここはApple Storeオンラインで注文した商品を好きなタイミングで簡単に受け取りできる場所で、東京では初となります。
また自分にとって最も快適に感じられる場所を選べるように、高さの異なるテーブルを設置。車いす利用者も含むすべてのユーザーがジーニアスバーやワークショップの「Today at Apple」に参加できるなど、東京で最もアクセシビリティに配慮したストアになっています。




ガラス張りのApple 銀座。建物に囲まれているため、2階から上はルーバーで覆われています。
このルーバーは太陽の光に合わせた、日射熱や眩しい光を抑えながら柔らかく自然な光が店内に入り込むよう設計されているとのこと。
確かに店内は明るい、でも眩しくない、太陽の光に照らされて体が暑くなることもなく快適に過ごすことができます。

3階ではApple Vision Proを国内最大のスペースで体験できるほか、Today at Appleが開催されます。
オープン記念としてNumber_iとコラボレーションした特別なToday at Appleスポットライトセッション(申込方法はこちら)もここで先行実施され、10月11日から他のストアでも体験できるようになります。
また、Apple Vision Proのデモ体験を予約すると、空間ギャラリーのNumber_i 舞台裏限定映像も楽しめます。

3階と吹き抜けでつながる4階は、技術サポートを行う「Genius Bar(ジーニアスバー)」で、対面でのサポートや、Apple純正パーツを使った修理サービスが受けられます。


以上が新しいApple銀座です。
正式オープンは9月26日(金)午前10時から。総勢230人を超えるスタッフが顧客を迎えます。また現在、ティム・クックCEOが2022年12月以来、約3年ぶりに来日しています。
オープン当日はトートバッグなどが入った記念ノベルティが先着でもらえるほか、銀座限定のApple Gift Cardも販売されます。

コメントを残す