発売から長期間続いてきた在庫不足が解消され、街中でも使用している人をよく見かけるようになったAppleのワイヤレスイヤホン「AirPods」
これまで大きな問題や不具合は報告されていなかったが、アメリカ・フロリダ州でAirPodsが煙を上げて破裂する事故が発生した。
「AirPods」が煙を上げ、イヤホンが引きちぎれる破裂事故が発生
フロリダ州タンパのジムにて「AirPods」で音楽を聴きながらトレーニングしていたJason Colonさん。突然、AirPodsから煙が上がったため、耳からすぐに外して助けを呼びに行ったとのこと。助けを連れてその場に戻ると、AirPodsは既に破裂した状態になっていたと話している。
この事故を報じたWFLAは破裂した「AirPods」の映像を公開している。白いAirPodsのボディが炎によって焼かれたような跡は見えないが、耳に入れるスピーカー部分と先端のマイク部分がちぎれている。耳に入れている時に破裂していればヤケドでは済まない大事故になっていたはずだ。ジムではなく満員電車で発生していれば自分だけの被害では済まないかもしれない。
AirPodsが破裂した原因は明らかになっておらず、WFLAが問い合わせたところAppleはJason Colonと連携して原因を調査すると回答した。
ワイヤレスイヤホンの「AirPods」には当然バッテリーが搭載されているため、このバッテリーが爆発した可能性が高い。なお、昨年8月には飛行機内でワイヤレスヘッドフォンが爆発する事故が発生している。就寝中にヘッドフォンを装着していた女性は髪の毛が燃え、頬や口が真っ黒になり手をヤケドする被害にあっている。
Photo by ATSB
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