Samsungが2月25日に正式発表する新型スマートフォン「Galaxy S9」シリーズのティザー動画を3本公開した。
先日公開されたティザー画像からカメラが大幅に進化することがわかっているが、今回公開された映像に登場した3つの新機能はすべてカメラに関わるものとなっている。
高速な被写体を正確に捉える「スーパースローモーション」
1本目のティザー動画は冒頭から飛行機→チーター→ジェットコースター→シャドーボクシング→カミナリなど素早く動く被写体が次々と登場。最後に空を飛ぶモモンガをスローモーションで捉えるというものになっている。これは噂で報じられている80fps/720pのスーパースローモーション動画撮影対応を示唆しているのかもしれない。
なお、モモンガと思われる動物だがよく見るとウイングスーツを来た人間でスーパースローモーションなら高速で動く被写体も正確に捉えれるというアピールのようだ。
暗闇でも明るく撮れる「可変絞りカメラ」
2本目のティザー動画は深夜に街を出て林を抜け森にたどり着き野生動物を発見、暗闇で動物はよく見えない顔の部分だけ明るくなるとようやくシカだとわかるというものだ。これは噂で報じられているf/1.5〜f/2.4の可変絞り対応カメラの存在を裏付けるものだろう。
Galaxy S9では環境に合わせて絞りを自動で切り替えることで暗闇の中に写る被写体もカンタンに明るく撮影できるかもしれない。
顔の表情を読み取って3D化する「3Dアバター」
3本目のティザー動画には喜怒哀楽、様々な表情が登場し最後は表情を反映した3Dアバターになるというもの。これは噂で報じられたAppleのアニ文字を超える新機能ではないだろうか
ユーザーの表情を読み取って顔文字に反映するAppleのアニ文字に対して、Samusungの新機能はユーザーの表情を読み取ってリアルタイムに3Dアバターを作りだす。確かにAppleのアニ文字よりも高度でAppleの模倣でもない機能だ。この3Dアバターがどのように活用されるかは不明だがメッセージアプリでシェアしたり、ビデオ通話で利用できるのかもしれない。
Samsungの「Galaxy S9」シリーズは、リークされたパッケージ写真からAKGがチューニングしたステレオスピーカーを搭載すること、パーツ写真から大容量のバッテリーを搭載すること、S9+にはデュアルカメラが搭載されることがわかっている。発表日は2月25日、3月16日に発売とみられている。
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