Photo by Andre Pan
今年、発売されるNexusスマートフォンは、台湾のHTCが製造すると伝えられています。
HTCがNexusブランドの端末を手がけるのは、2014年に発売されたタブレット「Nexus 9」以来。スマートフォンに限れば初代モデルの「Nexus One」以来、6年ぶりとなります。
2016年発売のNexusデバイスはフルメタルボディでHTCが製造か
HTCがNexusブランドの“スマートデバイス”を開発するため、iPhoneのフルメタルボディの製造も手がけるアップルのサプライヤー、キャッチャー・テクノロジーと契約したようです。
The market watchers also noted that Catcher will benefit from HTC’s orders as the Taiwan-based smartphone vendor has recently signed contracts with Google to help it design Nexus-branded smart devices using metal chassis. However, Catcher declined to comment on related orders.
- 引用元
- DigiTimes
キャッチャー・テクノロジーは、金属加工メーカーでHTCが製造するNexusブランドのデバイスはメタルボディを採用することになります。
これは市場ウォッチャーの指摘によるもので、キャッチャーテクノロジーはコメントを控えたとのこと。あまり信ぴょう性が高いとは言えない情報ですが、それでも今年発売されるNexusスマートフォンは、HTCが手がけるとの報道がこれまでに複数回報じられています。
最近では、@evleaks氏がグーグル内部では「M1」「S1」と呼ばれるAndroid Nを搭載したデバイスを開発していると伝えています。
HTC is building a pair of Android N devices for Google internally dubbed M1 and S1 #nexus
— Evan Blass (@evleaks) 2016年4月27日
HTCが製造を手がけたNexus Oneは、グーグルが開発を手がけた最初のスマートフォンで当時モッサリしていたAndroidが初めてキビキビ動くと評価できる端末だったと思います。当時、タッチパネルの挙動が怪しかったAndroidの弱点をトラックボールでカバーしていました。一方、ポケットやカバンに入れて持ち歩いているとディスプレイにホコリが入るという致命的な欠陥もあるなど、古くからのAndroidユーザーにとっては印象強いデバイスです。
当時のHTCのイメージとNexusブランドのイメージはかなり変わっていますが、6年ぶりの発売が予想されるHTCのNexusスマートフォンがどのようなデバイスになるのか楽しみです。
コメントを残す