Photo by Benjamin Geskin
Appleが今年秋に発売する新型iPhoneは全3モデルがラインナップされ、6.5インチの大型ディスプレイを搭載した「iPhone X Plus」が新たに追加されると噂されている。
これまでの噂はアナリストのレポートがベースだったが、新たに「iPhone X Plus」の存在を裏付けるかのような写真がリークされた。
2017年11月に試験生産されたディスプレイパーツがリーク
中国のmacx.cnに「iPhone X Plus」のディスプレイ写真が投稿された。写真をリークしたhyosung168は、LG電子のベトナム工場で試験生産されたものとコメントしている。
1枚目の写真はデジタイザ、いわゆるディスプレイを指で操作したの動きを検出するタッチパネルだ。iPhone Xの画面サイズと比べてもかなり大きいことがわかる。顔認証「Face ID」を実現するTrueDepthカメラが配置されるセンサーハウジング――いわゆる“切り欠き”が早ければ今年発売される新型iPhoneで小型化するとの噂があったが試験生産の段階ではこれまでと同じように見える。なお、9to5Macはデジタイザの下部に配置されているフレキシブルケーブルにプリントされた数字の羅列から2017年11月中旬に生産されたことがわかると指摘している。
2枚目の写真はデジタイザとその他のディスプレイパーツを組み上げたものになっている。iPhone Xと同じく“切り欠き”に赤外線センサーやフロントカメラ、スピーカー用のホールが配置されていることはわかるがこの写真から得られる情報はほとんどない。
なお、iPhone Xの有機ELディスプレイはサムスン電子が独占供給しているが、新型iPhoneでは有機ELディスプレイを搭載したモデルが「iPhone X」と「iPhone X Plus」の2つに増えるため、有機ELの生産に実績があるLG電子をサプライヤーに加えるとの噂がある。今回リークされた写真の投稿者はLG電子のベトナム工場で生産されたものと主張しており、信ぴょう性は低くなさそうだが、あくまでも試験段階のもので正式発表までに大きく変更される可能性もある。
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