ソフトバンクが2017年夏モデルとしてスマートフォン4機種を発表した。5月下旬から順次発売される。最も早く発売されるのは「Xperia XZs」で、明日5月12日からソフトバンクオンラインショップ等で予約受付がスタートする。
ソフトバンク、「Xperia XZs」など4機種を5月から順次発売
ソフトバンクが2017年夏モデルとして発表したのはソニーモバイル製の「Xperia XZs」、シャープ製の「AQUOS R」と「AQUOS ea」、京セラ製の「DIGNO G」の4機種だ。
世界初のスーパースローモーションカメラ搭載「Xperia XZs」
夏モデルとして最も早く発売される「Xperia XZs」は、世界初となるスーパースローモーションカメラを搭載したスマートフォン。iPhone 7に比べて4倍の高いフレームレートでなめらかなスローモーション動画を記録できる。さらに、シャッターボタンを押すと、被写体の動きを検知して自動的に最大4枚の写真を記録することで決定的なタイミングの瞬間を記録できる「先読み撮影」も搭載するなど、夏に活躍するカメラとなりそうだ。
Xperia XZsの発売日は5月下旬以降。予約はソフトバンクオンラインショップ等で5月12日よりスタートする。発売日の前日までに予約して6月25日までに購入した全員に「Xperiaカバーストア」で利用できる5,000円分のポイントがプレゼントされるキャンペーンも開催される。
- ソフトバンク、「Xperia XZs」の予約開始。価格は87,840円。実質10,800円から
- ソニー「Xperia XZ Premium」を2017年春に発売〜世界初のスーパースローモーションカメラを搭載
2年間のOSアップデート保証付き「AQUOS R」
シャープ製の「AQUOS R」は、これまでのAQUOS Xxに代わる新たなフラグシップモデルだ。シャープはこれまでキャリアごとに冠名を分けていたが、今夏からXperiaやGalaxyのように統一して展開する。「R」には、映像美の「Reality」、なめらからな操作性の「Response」、信頼性の「Reliability」、人工知能の「Robotics」という意味が込められている。
4つの「R」はモデルの特徴にも現れる。ディスプレイはWQHDの高精細仕様のIGZO液晶を採用することで映像美を実現。倍速表示によるなめらかなスクロールや濡れた指でも快適な操作も可能にした。OSアップデートはNexusやPixleと同じく2年間のOSアップデートを保証するなど信頼性もある。もちろん、人工知能を搭載した音声アシスタントの「エモパー」も継続搭載される。
AQUOS Rの発売日は7月上旬以降。予約はソフトバンクオンラインショップ等で6月16日よリスタートする。発売日の前日までに予約して7月31日までに購入すると、全員に急速充電器がプレゼントされる。
Galaxy S8シリーズは見送りか
このほか、省電力に優れたIGZO液晶と大容量バッテリーで優れた電池持ちを実現し、防水に対応する「AQUPS ea」が7月中旬以降に発売。防水・防じんに加えて耐衝撃性能を備え、3日以上の電池持ちを実現したスマホデビューに最適なモデル「DIGNO G」が7月上旬に発売される。
なお、ソフトバンクは昨年の夏モデル「Galaxy S7 edge」の発売を見送ったが、今年の夏も「Galaxy S8」「Galaxy S8+」の発売を見送ったようだ。少なくとも現時点では発表されていない。
Galaxy Note 7の爆発・発火問題または前機種の売れ行きが影響しているのかは不明だが、非常に魅力的なモデルで2年前にGalaxy S6 edgeを購入したユーザーはちょうど買い替えの時期を迎えるだけに残念だ。
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