速報:世界初!! au Starlink Directで衛生データ通信が開始。Pixel 10でGoogleマップなど
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

KDDIが衛星とスマートフォンの直接通信サービス「au Starlink Direct」にて、世界初となる衛星データ通信を開始しました。
まずはPixel 10シリーズとGalaxy Z Fold7 / Flip7にて、対応アプリでデータ通信が可能に。対応機種と対応アプリは順次拡大します。
サービス開始時点で対応アプリは、現在地確認や経路案内ができる Google マップ、リアルタイムに情報確認や投稿ができるX、大雨/台風などの気象情報を確認できるウェザーニュース、防災情報を受信できる特務機関NERV防災、登山情報を確認できるYAMAPなど、幅広いジャンルの19のアプリで衛星データ通信が可能になります。
発表会にはYAMAPの春山慶彦CEOも登壇し、圏外エリアでYAMAPが使えることで、地図のダウンロードや、家族に位置情報を届けるみまもり機能、感動をその場で共有できることで、登山がもっと安全にたのしくなると説明していました。
なお、衛星通信は通常の通知と違って帯域が狭いため、アプリ側の最適化が必要になります。
例えば、動画については画質や遅延等で満足できる視聴体験が難しいことから、最適化には動画を写真に変更するといった内容も含まれているとのこと。
とはいえ、必須対応ではないようで、対応アプリに名を連ねるXでは、タイムラインに投稿された動画がそのまま再生されるとのこと。KDDIでは快適な体験を提供するために、動画を静止画表示にするような対応を行うことを期待しているようでした。
こうしたアプリの最適化をサポートするための開発者向けのサイトも今後開設される予定です。
ちなみに、対応機種についてはPixel 10シリーズはオープン版/SIMフリー版もサポートするのに対して、Galaxy Z Fold7 / Flip7についてはキャリア版のみ対応となっています。

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