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また電車内でモバイルバッテリーの発煙事故。発火は“取り扱い”が要因になることも、今できる対策は?

Yusuke Sakakura

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2026/02/04 17:55
また電車内でモバイルバッテリーの発煙事故。発火は“取り扱い”が要因になることも、今できる対策は?

東京都交通局が、都営新宿線の車内で起きたモバイルバッテリーの発煙により発生した輸送障害について、謝罪しました。

同局によると、2月3日16時40分ごろに笹塚駅発・本八幡駅行きの列車(9号車)で、乗客のモバイルバッテリーから発煙があったため、順次全線で運転を見合わせたとのことです。

このトラブルで緊急搬送者はいなかったものの、2人が体調不良を訴えています。発煙の影響で2本が運休し、18,000人に影響が出ました。交通局は「ご利用のお客様にはご迷惑をおかけしましたこと、お詫び申し上げます」と謝罪しています。

年末から相次ぐ公共交通機関での発煙・発火

昨年末から今年にかけても、地下鉄や新幹線等で、モバイルバッテリーの発煙・発火事故が複数発生しています。

また、東京ディズニーリゾートでは、ディズニーホテルにおいて、外出時で客室を不在にする場合や就寝中に充電しないよう求めており、東京メトロでも、ホームの電光掲示板でモバイルバッテリーなどの発煙・発火事故が増えていることから、取り扱いに注意するよう呼びかけています。

  • 2025年11月17日:新幹線 のぞみ35号 博多行きの車内で発火
  • 2025年12月31日:JR東海道線 川崎→横浜間を走行中の車内で発火
  • 2026年1月21日:東京メトロ日比谷線 茅場町→八丁堀間を走行中に発煙・発火

発火事故の原因は“欠陥”だけじゃない

こうしたモバイルバッテリーの発煙・発火事故が起きると、メーカーを特定したり、「安物のモバイルバッテリーを使っていたのでは?」と根拠のない断定が起きがちです。

しかし、消防庁が実施したリチウムイオン電池等から出火した火災の調査では、「外部衝撃」や「高温下での使用・保管」など取り扱いに起因するものが目立つ一方で、「製品の欠陥」は少数にとどまっています。

昨年夏に発生したJR山手線で起きたモバイルバッテリーの発火事故も、リコール対象の製品を使い続けていたケースでした。

変形・発熱は危険サイン。使用中止と適切な廃棄、耐火バッグで備えを

気軽に買い替えられるものではないため、モバイルバッテリーを落としても、そのまま使い続ける人は多いかもしれません。

ただし、NITEや各メーカーは、変形や破損が見られる場合や、使用中にいつもより熱くなるなど、異常を感じた段階で使用を中止するよう注意を促しています。

万が一に備えて、耐火バッグを携帯するのもおすすめです。

入れたまま充電して安全になるわけではありませんが、使用中に異常な熱・膨らみ・異臭を感じたときに隔離して、被害を最小限に抑えるためのアイテムとして持っておくと安心です。また、自宅などで保管する際に入れておくのもおすすめです。

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