2026/07/21 10:47

Pixel 6/6 Pro、今年で大型アップデート終了。Google Tensor初搭載モデルが節目

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Pixel 6とPixel 6 Proは、2021年に発売され、Google独自のチップ「Google Tensor」を初めて搭載したモデルです。今年10月に発売から5年を迎え、12月に予定されるAndroid 17 QPR2の正式版は提供されません。これにより、Pixel 6シリーズの大型アップデートは終了します。セキュリティアップデートも2026年10月で終了の見込みです。なお、Android 17 QPR1が最後のベータ版となり、既存のPixel向けには9月上旬から配信される見込みです。新機種への買い替えを考えるタイミングとなります。詳細は記事本文をご覧ください。
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Y.Sakakura

Pixel 6/6 Pro、今年で大型アップデート終了。Google Tensor初搭載モデルが節目

GoogleがAndroid 17 QPR2 Betaの提供を開始し、Pixel 6とPixel 6 Proが対象外になることを案内しました。

両機種は2021年に発売され、Google独自のチップ「Google Tensor」を初めて搭載したスマートフォンです。背面を横断するカメラバーを採用するなど、現在のPixelにつながるデザインや機能の方向性を打ち出したモデルでした。

発売時には3年間のOSアップデートと5年間のセキュリティアップデートが保証されていましたが、Googleは2024年に方針を見直し、OSアップデートを含む提供期間を発売から5年間に延長しました。今年10月に発売から5年を迎えるため、12月に予定されているAndroid 17 QPR2の正式版は提供されません。

Android 17 QPR1が最後の大型アップデートに

Googleは、Redditの公式Android Beta Programコミュニティに掲載したAndroid 17 QPR2 Beta 1の配信案内で、Pixel 6とPixel 6 Proはサポート終了を迎えることから、今回のOTAアップデートを提供しないと説明しています。

あわせて、Android 17 QPR1 Betaが、両機種に提供される最後のベータ版になることも明らかにしました。

Pixel 6 and 6Pro users will not be getting this OTA since the device will reach End of Life and Android 17 QPR1 beta series will be the last for these devices.

Android 17 QPR1の正式版は、既存のPixel向けに9月上旬から配信される見込みです。その後、12月に予定されているAndroid 17 QPR2は提供されず、Pixel 6とPixel 6 Proの大型アップデートは終了することになります。

なお、セキュリティアップデートについても2026年10月をもって終了となる見込みです。

Google Tensorから始まった現在のPixel

Googleのスマートフォンには、いくつかの大きな転換点がありました。

Googleが自ら設計したスマートフォンとして登場したNexus One、NexusからGoogle Pixelへのブランド転換、そしてPixel 6シリーズで実現した独自チップ「Google Tensor」の搭載です。

それまでのPixelは、ほかのAndroidスマートフォンと同じように市販のチップを採用していました。Pixel 6シリーズでは初めてGoogle Tensorを搭載し、ハードウェアとソフトウェア、機械学習を組み合わせた独自機能を前面に押し出します。

当時、多くのスマートフォンメーカーが処理性能やカメラのスペックを中心に競争するなか、Googleは数値だけでなく、AIによって何ができるかを重視しました。現在のPixelが掲げる「AIスマホ」という方向性は、Pixel 6シリーズから本格的に始まったといえます。

生成AIの普及後は、不要な被写体を消し、その跡をAIで生成する写真編集機能が各社から相次いで提供されています。Googleはそれ以前から同様の体験を「消しゴムマジック」というわかりやすい名称で訴求し、AIを活用するスマートフォンとしてPixelのブランドイメージを確立しました。

途中で5年間のアップデートに延長

Pixel 6シリーズは発売当初、3年間のOSアップデートと5年間のセキュリティアップデートが保証されていました。

その後、Googleは2024年にアップデートポリシーを見直し、OSアップデートの提供期間を発売から5年間に延長。すでに発売済みの端末について、途中からOSアップデートの期間を拡大する異例の対応でした。

Android 17 QPR1まで提供されることで、Pixel 6とPixel 6 Proは延長されたサポート期間をほぼ満了することになります。

なお、同じ初代Google Tensorを搭載するPixel 6aは2022年7月に発売されたため、アップデートの提供期限は2027年7月です。Android 17 QPR2 Betaの対応機種にも含まれており、今後も機能アップデートとセキュリティアップデートが提供されます。

8月13日にはPixel 11シリーズの発表が予告されています。Pixel 6とPixel 6 Proは今後、大型アップデートを受け取れなくなるため、新機種への買い替えを考える節目になりそうです。

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