セブン-イレブンがPayPayと提携。7iD統合、セブンマイルに代わりPayPayポイント導入へ
Y.Sakakura

セブン&アイ・ホールディングスとセブン-イレブン・ジャパンが、ソフトバンク、PayPay、LINEヤフー、三井住友カードと戦略的パートナーシップを締結しました。
今回の提携により、7iDのPayPay IDへの統合や、セブン-イレブンのポイント制度へのPayPayポイントとVポイントの導入、各社のユーザーを対象とした大規模な販促やキャンペーンなどが検討されます。
また、セブン&アイはソフトバンク、PayPay、三井住友カードに対して、それぞれ約1,000億円、総額約3,000億円分の株式を割り当てる予定です。
このうち、PayPayとソフトバンクは、セブン&アイ株をそれぞれ2.13%取得します。
PayPay限定クーポンやポイント還元を先行
ID統合やストアポイントの導入に先立ち、既存のサービスや顧客接点を活用した施策が順次検討・実施されます。
具体的には、PayPayユーザー向けの商品限定クーポンやPayPayポイント還元キャンペーンのほか、PayPayアプリから7NOWへの送客、店頭受け取りを含むモバイルオーダーの利用促進などが検討されています。
また、提携各社のユーザーを対象に、割引やポイント還元などの大規模な販促・キャンペーンも検討されています。
具体例として、PayPayポイント100ポイントを150円相当の商品券と交換できる施策や、LYPプレミアム会員のポイント付与率の優遇、特定の商品をお得に購入できるクーポンの提供などが挙げられています。
- セブン&アイ・ホールディングスの共通会員基盤である7iDのPayPay IDへの統合による、共通の顧客基盤の構築
- セブン-イレブンでのお買い物に応じてポイントをためやすく、使いやすくする、ストアポイントとしてのPayPayポイントおよびVポイントの導入
- ソフトバンク通信サービス利用者、PayPay、LINEヤフーユーザー、三井住友カード決済サービス利用者等に向けた割引・ポイント還元等、各社とのこれまでにない規模での販促・キャンペーン活動を通じた、便利でお得なサービスの拡充
- PayPay・LINE・三井住友カード等のセブン-イレブンのミニアプリ展開による、お客様とのデジタル接点の拡充と利便性向上
PayPayの発表では、セブン-イレブン店舗やEC、7NOWで付与するストアポイントとして、セブンマイルに代わってPayPayポイントを導入することも明らかにされました。
さらに、PayPayはセブン-イレブンアプリの開発を受託します。PayPay IDによるログイン機能やストアポイント、販促機能などを実装し、PayPayの開発ノウハウを生かして、柔軟かつ迅速に機能改善を進める方針です。
AIや購買データを店舗運営に活用
中長期的には、ユーザーの同意を前提に、各社が保有する会員情報や購買データを活用し、一人ひとりに合わせた顧客体験の提供や販促施策の高度化を目指します。
また、ソフトバンクのAIやロボティクスを活用し、店舗業務の省人化や来店分析、サプライチェーン全体の効率化などを進め、セブン-イレブンの店舗運営を高度化する構想です。
通信・デジタル企業とコンビニを巡っては、KDDIとローソン、楽天モバイルとファミリーマートなど、店舗網や会員基盤、決済サービスを組み合わせる動きが広がっています。
今回の提携により、セブン-イレブンでもPayPayやLINEヤフー、ソフトバンクのサービスを軸に、会員基盤やポイント、アプリを再構築する動きが本格化します。















投稿規約
コメントを投稿する前に、以下をご確認ください。