Apple、「iTunes」の提供終了へ〜「Music」など3つに分割か
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。
2019/06/01 10:16

今から19年前、AppleはCasady & Greeneが開発したSoundJam MPを買収し、ソフトウェアに改良を加えて翌年の2001年にリリースしたのが初代iTunesだ。
その後、様々な機能が追加され、18年にわたって多くのAppleユーザーに親しまれていた「iTunes」だが、ついに終わるようだ。
ミュージック、TV、ポッドキャストの3アプリに分割へ
Bloombergによると、Appleは日本時間6月4日から開催される「WWDC 2019」で、音楽を聴いたり、テレビ番組や映画を見たり、ポッドキャストを聴いたり、iPhoneなどのAppleデバイスを管理できる「iTunes」の終了を発表するという。
もちろん終了だけで終わらない。AppleはiTunesに代わるアプリとして「ミュージック」「TV」「ポッドキャスト」の3つのアプリを発表するそうだ。つまり、iTunesはiPhoneやiPadに合わせるように、3つのアプリに分割されるということだ。
前述したとおり「iTunes」はiPhoneなどAppleデバイスのバックアップを取るアプリケーションにもなっているが、デバイスの管理機能はMusicアプリに移行されるとのこと。
なお、Bloombergが言及している分割後の3アプリはMacのみ、Windowsについては言及していない。