当初はGooglePhoneとして画像などの情報が流出しまくっていたAndroidケータイですが、ついにアメリカ・ニューヨークで行われたイベントで発表されました。
「G1」は、スライド機構を採用しQWERTYハードキーボードを装備。メインディスプレイはタッチパネルとなっています。webブラウザには今月発表された「Google Chrome」をモバイルに最適化したタブブラウザが搭載。
また、AmazonではG1様に600万曲のDRMフリーの楽曲を提供する「amazon mp3」というアプリがプリインストールされるようです。楽曲をダウンロードするにはWi-Fiでの接続が必須となっています。
価格は179ドル。アメリカでの発売日は10月22日となっています。
Androidケータイ、「G1」のスペック。
■サイズ
・-
■メインディスプレイ
・タッチパネル
■メインカメラ
・300万画素カメラ
■対応通信規格
・HSDPA
・GSM
・Wi-Fi
・EDGE
・Bluetooth(A2DPではない。)
■プリインストールアプリ
・Google Talk
・Y!メッセンジャー
・Windows Live
・AIM
・Word、Excel、PDFビューアー
・amazon mp3
・Google Map(ストリートビュー付き、端末を傾ける事により操作可)
■サービス
・Android Market(≒App Storeに当たる)
・Amazon mp3での楽曲配信(≒iTunesStore)
・Mobile Meの様なもの。
■備考
・マルチタッチには対応しない。
マルチタッチについては「iPod touch」のwikiに詳細が書かれています。
一般的なタッチパネルとは異なり、「マルチタッチ」と呼ばれるタッチパネルを使用することにより、単に画面を押すだけではなく、どの程度の速度でなぞっているかを認識し表示している項目のスクロールの速度を正確にコントロールしたり、複数の指で画面上を押し広げたりつまんだりするような操作でiPod touchに表示している写真などを直感的に拡大・縮小するなど、従来のタッチパネルでは不可能であった高度な操作を可能としている
iPhone 3Gには遠く及ばない「G1」
このように「G1」のスペックが詳細に明らかにされていないんですが、分かってるスペックだけならばAppleの「iPhone 3G」には遠く及ばないのではないでしょうか?
大きなポイントを言えばタッチパネルはマルチタッチではないですし、小さいポイントを言えばQWERTYハードキーボードを仕様する際にどう考えても横のキー群が邪魔になり使い勝手が悪そうです。
ですが、サービスは素晴らしい。
AndroidのアプリケーションをダウンロードできるAndroid Marketでは「Androidアプリコンテスト」での素晴らしいアプリケーションが提供されますし。Androidケータイが日本で発売されたことを考えればAmazonの楽曲配信はiTunesStoreで配信されている楽曲数を超える事が期待できます。
「G1」に大きな感動は覚えませんでしたが、今後出るAndroidケータイに期待をしたいです。