F-06BのWi-Fiアクセスポイント機能は、高機能で設定項目も多いため、今回はF-06BのWi-Fiアクセスポイント機能の設定と接続手順を紹介します。
3つのAPNの違いについても解説!
無線の設定を行う。
MENU→6→8→1→2→5を押下して、まずは無線の設定を行います。1.「ESSID」は利用するWi-Fiアクセスポイントの名前です。好きなものを打てばOK。
2.「ステルス/Any接続拒否」は、ONにすることにより、他者をアクセスポイントに接続できないように設定します。
3.「認証方式」は、なんと全7種類。「WPA/WPA2-PSK」を選択するのがセキュリティ面でも望ましいです。
4.詳細設定にて認証キーを設定します。
5.「無線チャネル設定」では、Wi-Fiの調子が悪い時はチャネルの設定を変えるとすんなり解決することが多々あります。ここではAutoを選択すればOKです。
6.「AP省電力モード」をONにすると下り最大54Mbpsの通信速度を下り最大12Mbpsまで減速させ、バッテリーの持ち時間を長くすることができます。
7.「機器未接続動作」では、Wi-Fiを利用する側(クライアント側)を指定した時間にあわせてWi-Fiアクセスポイントモードを終了させることができます。
8.「機器切断後動作」では、Wi-Fiを利用する側(クライアント側)がWi-Fi接続を切断した際の動作を指定出来ます。
9.「接続台数制限」はそのままの意味。
10.「MACアドレス制限」を有効にすると、MENU→6→8→1→2→3にて登録した外部機器のみWi-Fiアクセスポイントに接続できるようになります。
接続先の設定を行う。
MENU→6→8→1→2→2を押下して、接続先の設定を行います。接続先は以下の3つ。
・mopera:ドコモが無料で提供。下り最大384Kbps、上り64Kbps
・mopera U:下り最大7.2Mbps、上り最大5.2Mbps、PPP接続
・mopera U 128k:下り最大128Kbps、上り最大64Kbps
※mopera、mopera Uどちらもパケ・ホーダイ契約時のパケット料金上限は1万395円。mopera U 128kの上限は5985円。
※mopera U、mopera U 128kを利用する場合は、月額315円の「Uライトプラン」または月額525円の「Uスタンダードプラン」を契約する必要があります。
ということで、料金を抑えたいなら「mopera U 128k」、速度重視なら「mopera U」がオススメです。
クライアントの設定。
最後にWi-Fi接続を行うクライアントの設定です。「ステルス/Any接続拒否」をONにした場合は、各Wi-Fiのソフトウェア上でSSIDと認証キーを手打ちで入力。OFFにした場合はアクセスポイントのスキャンを行えばSSIDが表示されるので認証キーを入力してWi-Fi接続できます。
デスクトップPCなどクライアントに無線LAN機能が備わっていない場合は以下のようなWi-Fiアンテナを利用することで、Wi-Fi機能を利用することができます。F-06BのWi-FiアクセスポイントはAOSS機能に対応しているため、BUFFFALOのアンテナの方が良いかもしれませんね。
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