Androidは、オープンソースであるため様々なメーカーから色々な端末がリリースされ、容易にシェアを拡大することができます。それこそがAndroidの最大の特徴でもありますが、短所になることも・・・。
短所というのがOSのバージョン。現在のAndroidというのは、端末によってOSのバージョンがバラバラであり、ユーザーだけでなく開発者を苦しめている原因でもあります。
今となっては快適に扱える独自UI。さてどうなるか。
Androidのバージョン乱立問題に対してグーグルが動いた! 一貫性重視の方向へ : ギズモード・ジャパン
Androidのライセンスを利用する事業者に対してGoogleは、OS変更の決定権を持つことを取り決めているようです。
この取り決めはメーカーが提供する独自UIの追放を意味します。というのもGoogleがOSの変更つまりOSアップデートを決められる以上、メーカーは次期OSで動作するか保証できない独自UIを載せることは容易ではないからです。
1年ほど前は独自UIを載せたAndroidケータイというのはほとんどのものが酷いレスポンスで、ユーザーからも避難の対象となっていましたが、最近になりようやく快適に使えるレベルになり、個人的に独自UIもAndroidの特徴の一つと捉えられる様になりました。
OSのアップデートを著しく遅らせるようなモノやレスポンスを著しく低下させるモノ、アップデートさえ行えないような独自UIは追放すべきだと思いますが、全ての独自UIを追放するというのはさすがにやりすぎかと思います。
GoogleがOS変更の決定権をどういった形で行使するのかは明らかになっていません。今後の動きに注目ですね。