これまで何度となく噂されてきたドコモからのiPhone販売報道ですが、これまでことごとく外してきた日経ではない海外メディアから「iPhone5S」が発売されると報じられたり、iPhoneに大きな打撃を受けているドコモの決算から今度こそはという思いが強い人も多数いるかと思います。
ただ、ドコモからiPhoneが発売されたとしてもそこまでの魅力はないと思うんですよね〜。
国内最高のインフラも今では2キャリアに水をあけられるドコモ
昨日お伝えしたとおり、NTTドコモが6月または7月に「iPhone5S」を発売するとの噂が浮上しています。これまで何度も噂が浮上しては噂が外れていますが、それも国内のユーザーがドコモ版のiPhoneに魅力を感じているからでしょう。
では、具体的な魅力とは何かーそれはNTTドコモが構築する国内最高のインフラかと思いますが、スマートフォンが本格的に普及したここ数年は障害が多発しており、通信速度と対応エリアにおいてもLTEに限れば今回のように2キャリアに水をあけられる調査結果も目立つようになってきました。
LTEにおける通信速度とエリアはソフトバンクが1位!ただし・・・|携帯総合研究所
LTEだけが魅力とは言いませんが、ブラウジングがサクサク行える快感は一度味わってしまうと3G接続時にイラつくことは多々あり、LTEが大きな要素を占めているのは間違いありません。
いつまでもドコモ版iPhoneにしがみついてるユーザーはホントにもったいない!
では、ドコモ版iPhoneの魅力がどこにあるかと言えば、既存のドコモユーザーがメールアドレスやプランの変更といったメンドクサイ手続きを一切せずにiPhoneを使えるということでしかないのではないかという気さえしますし、実際にそのような理由でiPhoneを買うことができないドコモユーザーを多数見てきました。僕個人としてはインフラにも全く魅力の感じられないドコモを切り捨ててauでもソフトバンクにでもキャリア変更してさっさとiPhoneを手にした方が絶対幸せになれたと思います。
「なれた」というのはドコモはXi(クロッシィ)の通信速度を他キャリアよりも高速に押し上げ、対応エリアについても拡大する方針を打ち出しており、微妙な時期になってしまったから。
それでも僕はiPhoneを使いたいなら今すぐにでもキャリア変更してiPhoneを手にした方が良いと思います。ドコモがインフラ面で逆転することがあればその時にまたキャリア変更すれば良いんですから。
スマートフォンなどのガジェットは欲しい時が買い時なんですよね、本当に。