Twitterのアカウントが乗っ取られてフォローしている友達を含めたアカウントに大量のスパムツイートを送りつけたり、スパム系のアカウントを大量にフォローする被害が増えています。
アカウントの乗っ取り被害を防ぐためにパスワードを複雑なものに変更したり、パスワードを使いまわさないことも大切ですが、最も公開的な対策は2段階認証(2要素認証)の導入です。
この記事では、Twitterで2段階認証を設定または解除する方法をまとめています。
目次
アカウントの乗っ取り対策に有効な「2段階認証」
Twitterのアカウントにログインするには、電話番号・メールアドレス・ユーザー名のいずれかと、パスワードが必要になります。
ユーザー名は公開されている情報なので実質的にはパスワードを特定するだけでアカウントの乗っ取りが可能です。
パスワードも他人から推測されやすい簡易的なものに設定していたり、複雑なパスワードでも他で使い回している場合はTwitterとは別のサイトから漏れた場合、アカウントが簡単に乗っ取られてしまいます。
そこで登場するのが2段階認証。
2段階認証を設定すると、電話番号・メールアドレス・ユーザー名とパスワードに加えて、設定した端末だけで受け取れて30秒後に自動的に変更される6桁の認証コードを入力するか、デバイスにセキュティキーを接続しない限りログインできなくなるため、アカウントの乗っ取りが難しくなります。
6桁の認証コードを受け取るために、SMSと専用アプリ等を利用する方法が用意されています。
ただし、SMSによる認証コードの受け取りはSIMハッキング(第三者がSIMカードの紛失届を出すなどしてSIMカードを乗っ取る行為)によってアカウントの乗っ取り被害が多発したことがあるため利用しないようにしましょう。
なお、SMSによる認証コードの受け取りは2023年3月20日以降、Twitter Blueユーザーのみに提供され、2段階認証が自動的に無効化されます。SMSによる受け取りを選択している場合は認証アプリでの受け取りに変更しておきましょう。すでにSMS受け取りの新規設定は不可になっています。
2段階認証を設定する
2段階認証を設定する方法には以下の手順を参考にしてください。
iPhoneの標準機能の他にも、Google認証システム(App Store / Google Play)や1Password(App Store / Google Play)といった専用アプリを利用することもできます。
iPhoneの標準機能で設定する
Google認証システムで設定する
1Passwordで設定する
2段階認証でアカウントにログインする
2段階認証をオンにすると、認証アプリで受け取った確認コードを入力することでアカウントにログインできます。