アメリカなどの5ヶ国で先行的に提供が始まっていたApple IDの2段階認証ですが、ようやく日本でも使えるようになりました。
Apple IDを使って不正アクセスすることで、iCloudに自動アップロードされたiPhoneで撮影した写真や動画をのぞき見ることができるほか、AppStoreやiTunes Storeでアプリや音楽を購入できてしまうため、2段階認証は必ず設定しておきましょう。
今回はApple IDの2段階認証を設定・解除する方法をスクリーンショット付きで詳しく解説します。
2段階認証を設定するとどうなるか
有料アプリの購入
Apple IDの2段階認証を設定すると、新しいiPhoneやiPadで有料アプリを購入した場合、本人確認が求められます。
信頼できるデバイスとして登録したiPhoneまたはiPad、携帯電話番号に送信された確認コードを入力することで、ようやくアプリを購入することができます。
iCloud.comへのログイン
iPhoneやiPadで撮影した写真や動画を確認できる「iCloud.com」にログインする場合は、まずApple IDによるログインが求められます。
その後、あらかじめ登録していた信頼できるデバイスまたは携帯電話番号を選択すると、確認コードが送信されます。
確認コードを入力することでようやくiCloud.comにアクセスすることができます。
つまり、2段階認証を設定しておけば、万が一パスワードが漏れたり、推測してログインされたとしても、確認コードが必要になるため、不正にアプリを購入したり、iCloud上に自動保存された写真や動画をのぞき見されることがないということです。
Apple IDに2段階認証を設定する方法
Apple IDの専用サイトにアクセスします。
Apple IDとパスワードを入力してログインして「セキュリティ」に進みます。下にスクロールして2ステップ確認の「利用を始める…」をタップします。
右上の「次へ」をタップしたあと、確認コードを受け取る電話番号を入力して画面右上の「次へ」をタップします。入力した電話番号に確認コードが送られてくるので入力したあと「次へ」をタップします。
電話番号だけでなくiPhoneやiPadで確認コードを受け取りたい場合は、デバイス横の「確認」をタップします。送信された確認コードを入力して画面右上の「次へ」をタップします。
信頼できるデバイスとして登録されたiPhoneやiPadには「確認済み」と表示されるので右上の「次へ」をタップします。復旧コードが表示されるのでメモしたら「次へ」をタップして、復旧コードを入力して「次へ」をタップします。
2段階認証の概要が表示されるので読んだあと「以下の条件に同意します」にチェックを入れて画面右上の「次へ」をタップすると2段階認証の設定は完了です。
Apple IDの2段階認証を解除する方法
Apple IDの専用サイトにアクセスします。
Apple IDとパスワードを入力して1段階目の認証を終えたあと、信頼できるデバイスを選択して送信された確認コードを入力してログインします。
「セキュリティ」に進んで画面一番下にある「2ステップ確認を無効にする…」を選択します。さらに「続ける」をタップします。
3つの質問を入力して「次へ」をタップ。生年月日とメールアドレスを確認してそれぞれの画面で「次へ」をタップします。「2ステップ確認がオフにされています」と表示されたら2段階認証の解除は完了です。
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