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スマホの画面ロック、Android利用者の3割設定せず。iPhone利用者は9割超が設定

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Yusuke Sakakura公開日:2021/01/28 16:02
スマホの画面ロック、Android利用者の3割設定せず。iPhone利用者は9割超が設定

MMD研究所が昨年12月に実施した「スマートフォンの認証システムとパスワードに関する調査」の結果を発表した。

調査結果によるとスマートフォンに画面ロックをかけているのは約8割。iPhoneユーザーの9割超に対してAndroidユーザーは7割と低いことが判明。また、半数以上は2〜5パターンのパスワードを使い回していることがわかった。

最も安心できる画面ロックは指紋認証

スマートフォンの認証システムとパスワードに関する調査」は、15歳〜69歳の男女45,000人を対象に2020年12月24日〜12月31日に実施された。

スマートフォンの画面ロックに関する調査では、全体のうち82%がロックをかけていると回答。最も安心できる画面ロックの方法は指紋認証が42.7%でトップになっている。顔認証は16.0%でパスワードの14.5%と僅差となった。

スマートフォンに画面ロックをかけているかスマートフォンに画面ロックをかけているか

OS別ではiPhoneユーザーの94.3%がロックをかけていると回答。メインで使用している画面ロックは40.1%が指紋認証、26.4%が顔認証、19.3%がパスワードを利用。

対するAndroidユーザーは70.3%がロックをかけていると回答。メインで使用している画面ロックは44.8%が指紋認証、次いで数字を入力するPINが19.5%、パターンが18.2%で顔認証はわずか3.9%になった。

AndroidユーザーはiPhoneユーザーに比べて画面ロックをかけている割合が低くく、PINやパターンなど他人に画面ロックを突破されやすい方法を選択しているようだ。

半分以上の人が他人のスマートフォンを見たことがある

自分以外のスマートフォンを見た経験については56.5%が「見たことがある」と回答。10代、20代、30代については全体の割合を超えている。

見たことがあるとスマートフォンは配偶者/恋人が最も多く、両親が38.4%、友達が23.1%、自分の子どもが18.2%、12.4%は会社の人と回答した。

自分以外のスマートフォンを見たことがあるか自分以外のスマートフォンを見たことがあるか

2〜5パターンでパスワードを使い回す人が5割超

パスワードの使いまわしについて1パターンは7.9%に留まったが、2〜5パターンが56.2%で最も多くなった。

iPhoneとAndroidに備わっているパスワードの記憶機能やパスワード管理アプリを利用しているのは73.6%、記憶させることに不安を感じる/やや不安に感じると回答したのは69%で、不安を感じながらも使っている人が多いようだ。

パスワードを記憶させていく上でのセキュリティ対策パスワードを記憶させていく上でのセキュリティ対策

パスワードを記憶させる上で行っているセキュリティ対策については「誕生日などのわかりやすいものは設定しない」が43.7%でトップに。「他に登録しているものとパスワードが被ることのないようにしている」と回答したのはわずか22.0%で、使い回すパスワードをスマートフォンに記憶させている人が多いことがわかる。

アカウントの乗っ取りを効果的に防げる2段階認証については67.6%が個人情報の有無に関わらず必要と回答。わずか5.9%だが個人情報が入っていても2段階認証は必要ない思うと回答している。

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