2段階認証で必要な認証コードをアプリ上で確認できる「Google Authenticator」の最新版バージョン5.10がGoogle Playで公開された。
同アプリがアップデートされるのは2017年以来、3年ぶりとなる。
アプリ上で移行用のQRコード表示に対応
バージョン5.10では、ここ数年のトレンドである縦長のディスプレイに対応。Pixel 4シリーズでもフルサイズで認証コードを確認可能になった。マテリアルデザインも最新化されており、有機ELディスプレイのスマートフォンに恩恵のある真のダークモードにも対応している。
最大のアップデートは認証コードをカンタンに別のスマートフォンに移行できるようになったこと。
これまでは1つ1つのサービスにアクセスして2段階認証の登録をしなおす必要があったが、バージョン5.10では、アプリ上で移行用のQRコードを表示して、新しいスマートフォンで読み込むと、登録している全サービスの認証コードが一発で移行されるようになった。
アップデートは順次配信となっているが、APK Mirrorから最新版をダウンロードできる。現時点でiOS版のアップデートは公開されていないため、OS間の移行はまだ手間がかかる。
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