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auの2014年夏モデル「Xperia ZL2 SOL25」を使ってみた感想をレポート!

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auの2014年夏モデル「Xperia ZL2 SOL25」を使ってみた感想をレポート!
5月23日にauから発売されたソニーモバイル製の「Xperia ZL SOL25」ですが、発売前に試作機をお借りすることができたので、実際に使ってみた感想をレポートしてみたいと思います!

「Xperia ZL2 SOL25」のスペックを写真とともにおさらい

まずは、写真とともにスペックをおさらいしていきましょう。

現在のスマートフォンに求められているものの一つとして”大画面”が挙げられます。個人的に大画面であればあるほど操作性も悪くなると思っているのですが、「Xperia ZL2 SOL25」は操作性を損なわないギリギリラインの5.0インチのディスプレイを搭載しています。


解像度は1920×1080ピクセルのフルHD、画質を決める画素密度は441ppiと、「Xperia ZL2 SOL25」のベースとなった「Xperia Z2」を上回ります。

ソニーではBRAVIAブランドの液晶テレビを展開しています。このBRAVIAで使われている「トリルミナスディスプレイ」や「X-reality」といった技術がモバイル向けにも移植され、「Xperia ZL2 SOL25」に注ぎ込まれています。
トリルミナスディスプレイ for mobileX-reality for mobile
多くの色を使って、自然の色合いや細かい色の違いを表現可能にする技術ぼやけた画像・映像をくっきり表示する技術

トリルミナスディスプレイについては、「Xperia Z1」などにも搭載されていましたが、「Xperia ZL2 SOL25」では進化していて、特に赤色と緑色において多くの色を表現できるようになったそうです。


ボディの大きさは、縦137mm×横72mm×薄さ10.8mm。


手の大きくない人が片手で操作できるのはおそらくこれが限界ではないでしょうか。ただ、5インチということもあって片手でもしっかりグリップできるので、両手操作であれば難なく操作できますよ。


薄さは10.8mmと、「Xperia Z1」よりも2.3mmほど厚くなっています。ここ2週間ほどXperia ZL2 SOL25とiPhone 5sポケットに入れて持ち歩いてみましたが、触らなくてもどちらがXperia ZL2 SOL25かわかるほどの厚みがあります。


でも、ちょっと考えてみる。なぜボディが薄い方が良いと感じるのかと。それは薄いほうが持ちやすい印象があるからだと思うんですが、僕の経験上、薄さと持ちやすさは比例しません。ボディの薄さがある一定のところまでくると逆に持ちにくくなると感じています。

「Xperia ZL2 SOL25」は、これまでのXperiaに比べて確かに厚いですが、その分ラウンドフォルムを採用してるので手にフィットして持ちやすいんです。持ちやすければ10mm超えの厚さもさほど気になりません。


重さは167g、数値だけみると重そうだなと感じますが、同じディスプレイサイズの「Xperia Z1」からは4gほど軽量化されています。まぁ、150mlのペットボトル1本ぐらいの重さなのでほどよい感じの重さではないでしょうか。

カメラは2070万画素のCMOSカメラを搭載しています。イメージセンサーは「Exmor RS for mobile」を採用しています。


ソニーモバイルの担当者に伺ったところ、開発段階では青っぽく映っていたため改善を繰り返して、撮影モードの1つである「プレミアムおまかせオート」ではかなりよく撮れるようになったと話していました。

よく使う「プレミアムおまかせオート」でどれぐらいキレイに撮れるようになったかはもちろん、4K動画もサポートしていてどれぐらいキレイに映るのか気になるところですが、使用感は後述したいと思います。

通信規格では、異なる周波数帯を同時に利用することで通信速度を下り最大150Mbpsまで向上させ、ネットワークの混雑状況や電波状況に応じて一方の周波数帯の通信を優先させることで通信の質を向上させる「4G LTE CA」やUQコミュニケーションズのネットワークを利用する下り最大110Mbpsの「WiMAX 2+」にも対応しています。


今回は発売前ということもあっていずれも利用することができませんでしたが、「4G LTE CA」についてはどれほどの効果があるのか試してみたいところです。

バッテリーの容量はXperia Z1と同じ約3000mAh。また、Xperia Z UltraやXperia Z1 SOL23ではアップデートで追加された「STAMINAモード」ですが、Xperia ZL2 SOL25では発売日から使えます。

使い勝手が良いラウンドボディ

Xperia ZL2 SOL25にはターコイズ、ホワイト、ブラックの3色のボディカラーがラインナップされていますが、今回お借りしたのはホワイトです。


グローバルモデルのXperia Zシリーズにはスタイリッシュなボディが採用されていて女性は手にしにくいイメージがありますが、Xperia ZL2 SOL25はラウンドフォルムを採用しており、ターコイズなど明るいカラーもラインナップされているので女性にもしっくりくるかと思います。

ラウンドフォルムのボディは使い勝手だけでなく、背面にはXperiaロゴが浮かび上がって見えるような加工が施され、デザイン性も兼ね備えています。


動画と音楽を最大限に楽しめるフロントステレオスピーカーとClearAudio+

ディスプレイが大画面化していき、YouTubeやHuluなどの動画配信サービスが充実していくなかでスマートフォンで動画を見ることが多くなったんですが、残念だったのがスピーカー周りです。

スピーカーが背面に配置されていることで音量が遠くまたは小さく感じたり、モノラルスピーカーのため片側の耳でしか音を捉えられず、どことなく気持ち悪さがあったんですが、「Xperia ZL2 SOL25」にはフロントステレオスピーカーが搭載されています。


一度、フロントステレオスピーカーで動画を楽しむとカンタンには手放せなくなります。スピーカーからの音をダイレクトに感じ取ることができるだけでなく、ドックに置いた時も机の上に置いた時でも音が劣化しないのが心地良いのです。


この音周りをさらに快適にするのが「ClearAudio+」というサウンドエフェクトです。こいつをONにするのとそうでないのでは1回り、いや2回りも音質が向上します。なんで初期設定オフになっているのか理解できないレベルでスゴい。

「ClearAudio+」は、設定から「音設定」→「サウンドエフェクト」にて「ClearAudio+」をオンにできます。


そのほかにも動画や音楽の音量レベルを揃えてくれる「ダイナミックノーマライザー」にもついでにチェックを入れておくと良いですよ。

今までのXperiaにはなかった親切機能が嬉しい・・・!

Xperiaは元々グローバルモデルだったことから、国内のスマートフォンに搭載されているような親切機能がほとんど搭載されていなかったんですが、「Xperia ZL2 SOL25」には「スマートバックライト」や「スマート着信操作」といった親切機能が搭載されています。

「スマートバックライト」は、端末を持っている間ディスプレイが点灯しつづける機能で、動画を見たり、電子書籍を読んだり、ブラウジングしているときにかなり便利な機能です。

特に便利だと感じるのが動画を視聴している時で、一定時間経ち、画面が暗くなる度にディスプレイをタップするんですが、フレームなどが表示されるのが鬱陶しくて仕方なかったんですよね。これが「スマートバックライト」で解消されます。

スマート着信操作では、着信画面のまま耳に近づけることで応答したり、端末を振ることで着信拒否したり、端末を裏返すことで着信音を消すことができます。

電話に出る時って着信が切れないよう早くしなきゃいけないと焦ってるので、上手くボタンが押せないことが多いことがよくあるのでこれは確かに便利ですね。気になるのはどれぐらい正確に動作するのかですが、今回は発売前ということもあってSIMを入れることができず、動作を試せなかったのでこれから試してレポートしたいと思います。

この他にも便利だなと感じたのが、画面を2回タップするとディスプレイがオンになる「タップして起動」ですね。

机に上に置きながらスマホを操作したい時って電源ボタンを押すのが難しいというか面倒なんですが、「タップして起動」なら机に置いたままタップするだけで良いので、地味ながら便利でした。


うまそうな写真とキレイな4K動画が撮れるカメラ

お次はスマホでよく使う機能の1つカメラです。

カメラは、ロック画面でカメラアイコンを上方向にスライドしたり、

サイドに配置されている専用のカメラボタンを長押しすることでショートカット起動できます。


ショートカット起動もそうなんですが、「Xperia ZL2 SOL25」のカメラはレスポンスが良いんですよねー。カメラアプリの起動と撮影するときのオートフォーカスが速いので、ポケットから取り出してサッと撮影できるのが素晴らしいです。

カメラの画質については四の五の言わず、撮影した写真を見てもらった方が良いでしょう。














※最後の夜景はマニュアルモードで撮影シーンを「夜景」に設定して、それ以外は全て「プレミアムおまかせオート」で撮影しています。

日差しが強い日に窓辺で撮影したピザやサラダの写真は若干青みがかっていますが、うす暗い室内ではイメージセンサーの「Exmor RS for mobile」が威力を発揮して明るい写真が撮影できます。

また、スマホで夜景を撮影すると、大体ノイズが乗るか手ブレするかで見れたもんじゃなかったんですが、Xperia ZL SOL25では、画像処理エンジンの「BIONZ for mobile」のおかげでノイズがかなり抑えられます。F値は2.0なのでシャッタースピードも速く、頑張って固定すればある程度まで手ブレを抑えることができました。

そして、個人的に1番使うのが接写です。メシを撮るのも、物を撮るのもとりあえず接写です。接写してればそれなりに上手く見える気がするのです。
赤いバラを撮影した写真を見てもらえばわかると思いますが、被写体にきっちりピントあってボケて欲しい背景がちゃんとボケてくれてます。

接写強し、暗所強し、レスポンス良しなのでとりあえず静止画についてはかなり満足しています。

あと、「プレミアムおまかせオート」で縦横比を16:9だけでなく4:3も選べるようになったのがとても嬉しい。風景などを撮影する時は16:9が良いんですが、メシなど接写で撮影したり、狭いテーブルなどあまり引きで撮れない時は4:3を重宝します。16:9だと余計なものが写ってしまうんですよね。上に載っけた写真は4:3が選べることに気づいなかったので16:9で撮影しています。ちなみに、16:9で撮影した時は約830万画素、4:3で撮影した時は約800万画素となるようです。

ちなみに、Xperia ZL2 SOL25には、一眼レフのように背景がクッキリボケた写真が撮れる「背景ぼかし」という新機能が搭載されていますが、プレミアムおまかせオートでも結構背景がボケるのでそんな機能必要ないんじゃないかと思いつつも試してみました。


まずは、ピントをあわせる被写体をタップ。「背景ぼかし」なので後ろの被写体をタップして前をぼかすことはできません。


撮影後がこちら。


楕円形のバーを操作してぼかしに強弱をつけたり、


ぼかす方向も変えることができます。


そしてできたのがこちら。パッと見、スマホで加工した写真とはわからないんじゃないでしょうか。


プレミアムおまかせオートで撮影したのがこちら。ボケ具合が歴然ですね。


被写体と背景にある程度の距離があるとキレイに撮れるので外出先では活躍するかもしれません。


次は動画です。これまでスマホの動画ってあんまり期待してなかったんですが、Xperia ZL2 SOL25ではフルHDの4倍の画素数に相当する4K動画の撮影に対応しているということでちょっくら試してみました。

4K動画を撮影するにはカメラアプリを起動して撮影モードで「4K ビデオ」を選ぶだけです。

ちなみに、4Kの動画を撮影してもXperia ZL2 SOL25のディスプレイはフルHDの画素数しかないため、本来の解像度で4Kの動画を楽しめません。

4K対応のテレビを持っているのであれば、Xperia ZL SOL25は4K動画の転送をサポートするMHL 3.0に対応しているので、MHLケーブルを使ってテレビに転送して再生すると良いでしょう。また、4K対応のパソコン用ディスプレイならば、4K動画のアップロードと再生に対応しているYouTubeに専用のアプリを使ってアップロードすると良いでしょう。

「4K ビデオ」で撮影してYouTubeにアップロードしてみました。

※設定アイコン(ギアマークのアイコン)をクリック後、画質にて「2160p 4K」を選ぶと、4K動画に切り替わります。スマホでは4K画質で再生できません。

時間は30秒程度で容量は192MB。同じ被写体をフルHDで同じ時間撮影したところ容量は66MBでした。ちなみに、YouTubeに4K動画のアップロードが完了しても4K映像で再生できるようになるまで少々時間がかかるようです。

前述したとおりの理由で結果はわかってはいましたが、2880×1800ピクセルのMacbook Pro Retinaで確認してみました。やっぱりフルHDとの違いはわかりません。

「じゃあ、4K動画撮れても4K対応のディスプレイがないと意味無いのか・・・」と思う事なかれ。Xperia ZL2 SOL25で動画を見る場合、2倍までズームしても劣化することなくフルHDの解像度で動画を映し出すことができます。

実際に4KとフルHDで2倍までズームした時にどれほど画質に違いがでるのか比較してみました。

こちらがフルHDで撮影した動画を2倍ズームにしたもの。


そして、こちらが4K動画で撮影した動画を2倍ズームにしたものです。


4K動画の方は2倍ズームしても画質が劣化せず、キレイに写ってることがわかるかと思います。

再生時にズームしても劣化が少ないことを考えると、被写体を追っかけるのではなく4K動画を撮影するときには、頭に入れておいて引きで撮るといったことができるかもしれませんね。

「4K ビデオ」のほかに動画の一部をスローモーションにできる「タイムシフトビデオ」が追加されています。操作はかなりカンタンで通常どおり撮影したあと、スローモーションにしたいシーンを選択するだけです。

スピーディーなシーンをスローモーションにすると、普段見慣れてないような動画になるのが面白いですね。これからのスポーツや運動会の季節によく使えそうです。

ちなみに、同じような機能はiPhone 5sにも追加されましたが、Xperiaの「タイムシフトビデオ」ではスローモーションのシーンを複数設定できるのが地味に嬉しいところですね。

刷新されて使いやすくなった文字入力アプリ「POBox Plus」

これまでのXperia シリーズには文字入力アプリ「POBox Touch」が搭載されてきましたが、Xperia ZL2 SOL25には新たに「POBox Plus」が搭載されています。

名前が変更されただけでなく、デザインや使い勝手なども大きく変更されています。

キーボードの上部にはツールバーが表示されるようになりました。

ツールバーに表示されるのは各種機能へのショートカットで、ツールバーの右端に表示される「・・・」のアイコンから設定や入力方法などを切り替えると、そのアイコンが1番左側に表示されるなど、利用状況に応じて表示されるショートカットや表示順序が変わります。


最も利用頻度が多いのはおそらくプラグインなので、ツールバーに表示されれば快適に文字入力できそうだなーと思っていたんですが、プラグインはツールバーに表示されない仕様になっています。これはちょっと残念かな・・・

従来の「POBox Touch」にも搭載されてきたキーボードの「キセカエ」機能が引き続き搭載されていますが、今回からはキーボードのデザインだけでなく、文字を入力した時の音がデザインに合わせたものに変わるなど進化していました。


キーボードのテーマは3つだけ最初からインストールされていますが、これまでどおりウェブやGoogle Playストアからもダウンロードすることができます。
POBox Plusキセカエ Antique PC
価格:0
平均評価:0.0(0)

POBox Plusキセカエ Blocks
価格:0
平均評価:0.0(0)

POBox Plusキセカエ Paper Mint
価格:0
平均評価:0.0(0)

個人的に「Antique PC」がお気に入り。パソコンのキーボードで入力しているようなタイピング音が心地良いです。

肝心の文字入力のしやすさですが、入力を間違っても正しい予測候補を表示してくれる「入力ミス補正」や間違って確定してしまった場合に再変換できる「候補選択取り消し」ボタンが表示されるなど、これまでよりも快適に文字入力ができました。


大画面のディスプレイを搭載しているので、僕のようにあまり手が大きくない人は持ち手と反対側のキーを入力するのが難しいことがありますが、キーボードを左右のどちらかに寄せる「片手キーボード」を利用することで解決できます。


ただ、従来の「POBox Touch」のようにキーボードを自由に移動することはできず、左右どちらかに寄せるだけでキーボードの大きさも自由に決めることはできませんでした。それでもXperia ZL2 SOL25ぐらいの大きさならば問題はないですね。

設定画面にも手が入っていて設定項目が整理されたことでかなりスッキリしたなーという印象です。

文字入力アプリの設定画面はどれもこれも項目が多すぎてわかりづらいなーと思うことがほとんどでしたが、「POBox Plus」の設定画面は項目が少なく、使いやすいなと感じてます。

まとめ:高い性能だけじゃなく、痒いところに手が届く親切機能が嬉しい

これまでのXperiaは性能や機能性に優れているというイメージでしたが、「Xperia ZL2 SOL25」にはスマートバックライトやタップして起動などのスマホの使い勝手が良くなる親切な機能が追加されており、使いやすさにも注力された「痒いところに手が届く」モデルになっています。

実際に2週間ほど使ってみたところ、夏モデル最大の3GBのRAMや最新の高性能なCPUが搭載されたことによるレスポンスの向上などはあまり実感できず、それよりも便利だなと感じたのがさきほどあげた痒いところに手が届く機能でした。

純国産のスマートフォンでも似たような機能は搭載されているますが、機能を詰め込みすぎて使いこなすのが難しく、「なんでこんな動きするんだっけ?」と思ったらそういった機能が動いてたということもありがちですが、Xperia ZL2 SOL25では、スマートバックライト、スマート着信操作、タップして起動の3つだけなので、機能に振り回されることなく使いこなせると思います。

そのほかにもラウンドフォルムのボディデザインや大きすぎない5インチのディスプレイが搭載されたことで、快適とはいえないまでも片手でも使いやすく、性能と機能と使いやすさのバランスがとれたモデルになったと感じました。

店頭で手に取る際は手触りが良く、手にしっくりのくるボディと親切な機能をぜひ試してみてはどうでしょうか。

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Yusuke Sakakura

iPhone・Androidやスマートスピーカーに関するニュースはもちろん、レビューも届けるブログメディア「携帯総合研究所」主宰。元システムエンジニア、iPhoneの料金を3社間で比較できるシミュレーターの開発も

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