いよいよ来週から順次スタートする携帯3社の新料金プランおよび新ブランド。3,000円前後で利用できる料金設定が魅力的だが、すべてオンライン専用での申し込みが必要でキャリアメールが使えないといった制限がある。
ahamo/povo/LINEMOといったオンライン専用プランならではの制限にApple Watchのデータ通信サービスも加わることがわかった。
ahamo/povo/LINEMOの移行前に解約が必要
Apple WatchにはWi-FiモデルとCellular+Wi-Fiモデルの2種類がラインナップされていて、Cellular対応モデルの場合は手元にiPhoneがなくてもデータ通信が可能。ワークアウト中にApple WatchとAirPodsでApple MusicやSpotifyを楽しんだり、LINEなどの各種通知を確認したり、音声通話もできる。
Apple WatchのCellular機能を利用する場合は専用のオプション契約が必要でドコモは月額550円の「ワンナンバーサービス」、ソフトバンクは月額385円の「Apple Watch モバイル通信サービス」、auは月額385円の「ナンバーシェア」と「ウォッチナンバー」を提供しているが、いずれもahamo/povo/LIといったオンライン専用プランでは利用できないと案内されている。
なお、ドコモはahamoを契約する前にワンナンバーサービスの解約が必要と案内しており、KDDIもpovoに移行する前にナンバーシェアの解約手続きが必要とアナウンスしている。ソフトバンクはLINEMOの発表会でサービス開始当初は対応しないと案内しているのみで解約手続きが必要かはわからない。
#LINEMO 質疑応答
— Yusuke Sakakura🍎携帯総合研究所 (@xeno_twit) February 18, 2021
Apple Watchモバイル通信サービスはサービス開始当初は対応しない。ユーザーの要望を聞いて検討する。LINEMOは家族割のカウント対象にはならない。
なお、ケータイWatchによると、Apple Watchを家族全員で楽しめるファミリー共有設定に対応するサービス「ウォッチナンバー」もpovoでは提供されないとのこと。
ファミリー共有設定は親のiPhoneに子どもやシニアのApple Watchをペアリングすることで、iPhoneを持たなくても緊急SOSやワークアウトによる消費カロリー計算、不規則な心拍の通知などApple Watchを単体で利用できる機能。利用する場合はキャリア側の対応も必要だが日本国内ではauのみが対応しており、ウォッチナンバーを利用する場合は月額3,465円の新auピタットプランNの加入が必要になる。
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