Japan Taxiが「相乗りタクシー」アプリをApp Storeで公開した。国土交通省が3月11日まで実施する相乗りタクシーの実証実験に参加するために公開されたアプリでユーザーは通常の7〜8割ほどの料金でおトクにタクシーを利用できる。
電車の大幅な遅延時にも気軽に使える「相乗りタクシー」
相乗りタクシーは、同じ方向へ移動したい人と相乗りすることで通常の7〜8割ほどの料金でおトクにタクシーを利用できるサービス。例えば、終電を逃したり、事故による電車の遅れ、イベントへの行き帰りなどに役立つのはもちろん、少しおトクな料金でタクシーを利用できるのが嬉しい。
JapanTaxiが公開した「相乗りタクシー」アプリは、実証実験中の相乗りタクシーサービスを利用するためのアプリだ。タクシーの同乗者検索・タクシーの配車・料金支払いがアプリの中で完結するため、ユーザー同士で割り勘する料金を相談したり、誰かがタクシーを手配するといった一切の手間が不要になる。
相乗りタクシーを利用するにはアプリをダウンロード後、アプリを起動して乗車地と降車地を指定。同じ方向へ移動する他のユーザーを検索して相乗りを成立させる。なお、必要以上に大回りになったり、設定した乗車地や降車地が離れすぎている場合は相乗りが成立しない。
同乗者が見つかった場合、双方が相乗り条件に合意するとシステムが自動で近くのタクシーを手配して相乗りするユーザーを順番に迎えに行く。あとは降車地に着くのを待って降りれば良い。
タクシー料金の支払いはアカウント登録時に設定したクレジットカードから事前に乗車距離に応じて割り勘された相乗り料金が自動で引き落とされるため、車内での料金支払いは不要で平等かつ適正な料金を支払える。なお、領収書もメールで送信されるため車内でのやりとりは不要だ。
なお、同乗者を性別や年齢で指定することはできないが、乗車する際は助手席(先に乗車する場合)と後部座席(後から乗車した場合)で別れて座るため、コミュニケーション等が不安な場合でも安心して乗車することができる。
相乗りタクシーの実証実験は東京都特別区、武蔵野市、三鷹市で本日から開始されたが、東京都心部での大規模な積雪予報を受けて1月24日午前9時からに延期されている。電車遅延や運行取り止めで相乗りタクシーを利用しようと思った人も多いはずだが利用できないので注意しよう。
コメントを残す