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生成AI検索の「Perplexity」がAIエージェント対応。電源ボタン長押しで起動も可能に

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Yusuke Sakakura公開日:2025/01/25 22:45
生成AI検索の「Perplexity」がAIエージェント対応。電源ボタン長押しで起動も可能に

AI検索の「Perplexity」がアシスタント機能の提供を開始しました。

このアシスタント機能は、AIが人に代わって複数の作業や別のアプリが必要になる作業をこなすAIエージェント機能です。

例えば、「レイカーズの次の試合時間を教えて。そしてリマインダーに登録して」と話しかけると、生成AIと検索エンジンを組み合わせたアンサーエンジンを活用し、ウェブからレイカーズの試合時間を取得してリマインダーに登録することができます。

Perplexityのアシスタント機能でできること

Perplexityのアシスタント機能にアプリの追加ダウンロードは不要。設定を行えば、電源ボタンの長押しですぐに起動できます。

ただ、デジタルアシスタントアプリのデフォルト設定をGeminiから変更する必要があり、大量の権限付与が必要になります。例えば、イベントの日時を検索してリマインダーを設定する際も権限の付与が必要になります。

また、アシスタント機能を利用できるのはAndroidのみ。iPhoneでは利用できません。

デジタルアシスタントのデフォルトを変更大量の権限許可が必要に
デフォルトのデジタルアシスタントをPerplexityに変更する必要あり

Perplexityによれば、アシスタント機能を利用することで、メールの作成やリマインダーの設定、ディナーなどの予約ができます。

ほかにも「東京駅まで行きたい」と話しかけると、Googleマップが起動してナビがスタートします。ほかにも「東京タワーまでUberで行きたい」とリクエストすれば、到着地が東京タワーに設定された状態でUberが起動し、「本格的な回鍋肉の作り方を動画で見せて」と依頼すれば、YouTubeが起動してレシピ動画が再生されます。

マルチモーダルにも対応しているため、カメラを起動して「このキャラクターの名前を教えて」や「これの名前を教えて」が可能。また気になった記事を要約させてメールを送信したり、インスタなどで見つけた気になったスニーカーの名前や価格を聞くこともできます。

Perplexityによると、連携するアプリはSpotify、YouTube、Uber、メール、メッセージ、時計アプリで順次拡大予定とのこと。

カメラでゲンガーをスキャンゲンガーであることをウェブ検索から特定する
カメラで名前のわからないキャラクターの名前を検索することも可能

ソフトバンクとの業務提携のおかげか日本語でも利用できますが、自然な会話を認識力が弱いのか、話しかける前に会話を打ち切られてしまうため、複雑なタスクを依頼するのは少し苦労します。

ちなみに、GoogleもGeminiアプリを使った複数のアプリを連携できる機能の提供を開始しましたが、Perplexityのアシスタントのように、声でシームレスに会話ができるGemini Liveではまだ対応していません。

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