Appleが開発者向けにリリースしたiOS 13.2から新型AirPods――「AirPods 3」のアイコンが発見された。
発見されたアイコンはこれまでに報じられてきた噂どおりデザインの大幅な変更を示唆している。
ノイズキャンセリングの効果を高めるカナル型採用か
MacRumorsがきょうリリースされたばかりのベータ版「iOS 13.2」からAirPods 3とされるフルワイヤレスイヤホンのアイコンを発見した。
アイコンのファイル名にはAirPods 3のコードネームとされるB298が含まれていて、アクセシビリティの設定フォルダに格納されているという。既存のライブリスニング機能に関連するような新しいアクセシビリティ機能も備えるようだ。
AirPods 3には周囲の騒音を低減してクリアなサウンドが楽しめるノイズキャンセリングに対応すると報じられているが、9to5Macはノイズキャンセリングと関係性があるかわからないとして上で、通常のリスニングモードとは異なる「フォーカスモード」が用意されていると伝えた。
アイコンから得られる最も重要な情報は耳に引っ掛けるインナーイヤー型ではなく、耳に挿入するカナル型を採用するように見えること。スピーカー部の形状は現行の楕円形から真円形に変化していて、耳の形状に合わせたゴム製のイヤーチップが装着できるようだ。
カナル型は耳から落ちにくいだけでなく、周辺の音を遮断することでノイズキャンセリングの効果を上げられるため、ノイズキャンセリング対応に合わせてカナル型に変化する可能性は十分に考えれる。AirPodsが耳に合わなかったユーザーにとっては待望の変化だ。
年内に発売とされているAirPods 3。Appleが10月にスペシャルイベントを開催すると噂されていることから数週間後にはすべてが明らかになっている可能性がある。
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