アマゾンジャパンがサブスクリプションサービス「Amazonプライム」の値上げを発表しました。日本での値上げは4年ぶりです。
これまでAmazonプライムは年間4,900円、月額500円。学生向けには年額2,450円、月額250円で提供されていました。
値上げは8月24日より行われ、既存のプライム会員は2023年9月24日以降の請求から値上げ分が適用されます。
サービス開始時の料金は年額3,900円だった
今回の値上げによってAmazonプライムは年額4,900円から5,900円に、月額は500円から600円に値上げされます。また、学生向けのPrime Studentは年額2,450円から2,950円に、月額は250円から300円に値上げされます。
アマゾンジャパンは「今回の価格変更後も、プライム関連プログラムの充実、デジタルコンテンツのセレクション拡大、配送スピードの向上、そしてよりご満足いただけるプライム会員限定セールの提供を目指します。」と説明していますが、値上げの理由については触れていません。
ヤマト運輸が賃金・時給単価の上昇などを理由に4月から配送料を値上げし、佐川急便も同時期から値上げを行ったことを考えると、Amazonについても配送料の値上げ、人員確保のために値上げを行ったと思われます。
Amazonプライムの値上げは昨年2月に米国でも実施されており、年額119ドルから139ドルに値上げされていました。日本の値上げはこれに続くものです。値上げした当時、値上げ率が同じであれば、年額5,700円、月額585円程度になると予想していましたが、おおよそ的中しています。
ちなみに、日本では2019年4月にサービス開始以来、初めて値上げが行われ、年額3,900円から年額4,900円に、月額400円から月額500円に変更されました。
Amazonプライム会員は、必要な商品が最短翌日に届く「お急ぎ便」、都合の良い日付と時間に荷物を受け取れる「お届け日時指定便」を追加料金なしで無制限に使用できるほか、豊富なドラマや映画、バラエティが見放題のPrime Video、200万曲の音楽聴き放題のAmazon Music Prime、豊富な本・マンガ・雑誌が追加料金なしで読めるPrime Reading、写真を無制限に保存できるAmazon Photosが利用できます。