2月20日、Googleが開発者向けにデベロッパープレビュー版「Android 11」を公開した。
昨年のAndroid 10ではデベロッパープレビュー版の配信はなかったが、今年は3つのデベロッパープレビュー版が登場したのち5月にベータ版が登場する。3つのベータ版が配信されたあと、第3四半期(7月〜9月)に正式配信される予定だ。
Android 11の配信スケジュール
- 2月: デベロッパープレビュー1
- 3月: デベロッパープレビュー2
- 4月: デベロッパープレビュー3
- 5月: ベータ1
- 6月: ベータ2
- 第3四半期: ベータ3、ファイナルリリース
折りたたみデバイスと5Gの機能強化など
「Android 11」では、折りたたみスマートフォンと5Gの機能強化に加え、コールスクリーンAPIや新しいメディア・カメラ機能、機械学習など数多くの新機能が提供される。
また、プライバシーやセキュリティ向けの新機能として「ワンタイム・パーミッション」が追加される。これは一度だけプライバシーに関わる機能の使用を許可するというもの。
ワンタイム・パーミッションを許可すると、ユーザーがアプリから離れるまでの間だけ現在地情報やマイク、カメラなどにアクセスすることができ、アプリから一度離れた場合はもう一度許可が求められる。
“Only this time”(今回だけ)が追加される
「Android 11」の対応機種はPixel 2、Pixel 3、Pixel 3a、Pixel 4シリーズ。初代Pixelはアップデート対象外となった。