配信から10年。Android 4.4 KitKatが8月でアップデート提供終了
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

GoogleがAndroid 4.4 KitKat向けのGoogle Play 開発者サービスのアップデートを2023年8月に終了すると発表しました。
Androidでは月次アップデートが停止された後も、Googleサービスの認証などコア機能を提供するGoogle Play 開発者サービスのアップデートは継続されます。
Googleはアップデートの提供を終了する理由については、多くのユーザーが最新バージョンにアップデートしており、アクティブデバイス数が1%を下回っていると説明しています。今年5月に更新されたバージョンシェアでは、0.5%以下であることが確認されています。
Android 4.4 KitKatは2013年10月31日にリリースされたバージョン。
タップ操作不要でハンズフリーによる“OK,Google”のサポート、連絡先に登録されていない通話相手をGoogleマップで検索して通知する機能、Android標準の絵文字入力、ワイヤレス印刷、画面録画のサポート(PCとの接続が必要だった)などが追加され、メモリ使用量が大幅に削減されたことで512MBのエントリーモデルにも対応しました。
プロモーションにおいては、スイスのネスレが販売する世界中で人気のお菓子「KitKat」とコラボし、Androidのマスコットがプリントされた特別なパッケージが販売され、Nexus 7をプレゼントするキャンペーンなども実施されて大きな反響を集めました。
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