Image by @eveleaks
数十時間後の日本時間8月22日午前3時40分に「Android O」(新機能・変更点のまとめ)が正式発表される。
ほぼすべてのAndroidにはバージョンごとにスイーツ名に関連したコードネームが付けられていて前回バージョンは「Nougat(ヌガー)」が採用された。Android Oの最有力候補は「Oreo(オレオ)」
「Android 4.4 KitKat」と同じように世界中で有名な商品名を採用して大々的なキャンペーンが打たれるかもしれない。しかし、一方で「Orellete(オレイエット)」というほとんど知られていない名前が付けられる可能性もあるようだ。
Android Oはやっぱり「Oreo」?
5月に開催されたGoogle I/Oの時点でAndroid Oには「Oatmeal Cookie」というコードネームが付いていたことが同イベントのスライド資料やブランチ名から明らかになっている。
ただ、Googleは開発時とリリース時に違うコードネームを採用する。例えば、Android Kは「Key Lime Pie(キーライムパイ)」だったし、Android Nは「Newyork Cheesecake」だったが、それぞれ違うものが採用されている。前例に従えばOatmeal Cookieがそのまま採用される可能性はない。
次に候補に上がったのは「Oreo」。ナビスコが販売する世界中で人気のチョコレートクッキーだ。AndroidのGoogle+公式アカウントが現地時間8月21日にAndroid Oを発表するとアナウンスした投稿に添付されたビデオの名前が「GoogleOreo_Teaser_0817_noDroids (1).mp4」となっていた。
この投稿は20分程度で削除され、ビデオ名を「OctopusTeaser.mp4」に変更して再投稿された。現在は「OrbitTeaser.mp4」となっている。
GoogleのAndroid担当副社長であるHiroshi Lockheimerは一連の動きのあとTwitterに以下のような投稿を残した。「事前に用意されていたものだ」と言いたげだが、名前と命名規則が最初に投稿されたものと大きく異なる。ビデオ削除→再投稿といった流れを自然に見せるにはあまりにも不自然だ。
#AndroidO? 8.O, O, O, O, O, O, O or O… pic.twitter.com/YvzhCk2DJv
— Hiroshi Lockheimer (@lockheimer) 2017年8月19日
さらに、実績あるリーカーのEvan Blass氏(@evleaks)氏はAndroid Oが「Oreo」であることを示すマスコット画像を投稿した。これがどこからリークされたものかは不明。信ぴょう性も定かではないが、絵のタッチはそれっぽく見せている。これがホンモノであれば数十時間後にこれに似たマスコットがGoogle本社の前に設置されかもしれない。
It's a bird. It's a plane. No, it's an iterative mobile platform version upgrade! pic.twitter.com/izDHLXEJgh
— Evan Blass (@evleaks) 2017年8月20日
「Android 8.0 Orellete」?
Androidの人気ランチャーアプリ「NovaLauncher」の広報を務めるCliff Wade氏は内部情報としてAndroid Oが「Orellete」になると伝えた。日本でほとんど知られていないオレイエットはフランスの揚げ菓子で薄く、ザクザクとした食感のスイーツらしい。
Tomorrow is the day boys and girls. Android 8.0 Orellete will be made public during the… https://t.co/cVUxfpE6lm pic.twitter.com/pMvG7o5Sra
— Cliff Wade (@CliffWade) 2017年8月20日
コードネームがいつもと同じようにただのスイーツ名ならば大した話ではなく注目するべきは新機能や変更点だが、商品名が付けられれば「Android 4.4 KitKat」がリリースされた時のように大規模なキャンペーンも期待されることから昨年のインターネットを使った公募に続いて今年もコードネームに注目が集まっている。
アンケート
数時間後に正式発表の「Android O」コードネームは「Oreo」それとも?#Android
— 携帯総合研究所mobilelaby (@xeno_twit) 2017年8月21日
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