Appleが9月16日に開催したオンラインイベント『time flies.』にて2020年9月18日に発売するApple Watchの最新モデル「Apple Watch Series 6」を発表した。
最大の特徴は新しい血中酸素ウェルネスセンサーによる血中酸素濃度の計測。呼吸器や心臓の問題の早期発見に繋がる医療機能がApple Watchで手軽に利用できる。
1分でわかる「Apple Watch Series 6」
- Apple Watch史上も最もカラフルなラインナップ
- アルミニウムケースに新色ブルーが追加
- Apple Watch初となるPRODUCT (RED)も登場
- ケースの素材はアルミニウム、ステンレススチール、チタニウムの3種類
- 血中酸素濃度の測定に対応
- 最大20%高速なS6チップ
- 最大2.5倍明るくなった常時表示Retinaディスプレイ
- 販売価格は42,800円から
- 発売日は9月18日(金)
- 今日から予約開始
“健康の未来が、手首の上に。”
「Apple Watch Series 6」には、体に取り込まれた酸素のレベル(血液中の酸素濃度)を計測できる革新的な血中酸素ウェルネスセンサーが新たに搭載されている。
血中酸素濃度を計測するパルスオキシメーターは指にクリップを挟む形だったが「Apple Watch Series 6」は緑色、赤色、赤外線LEDの4つのクラスタと、Apple Watchの背面クリスタル上の4つのフォトダイオードを使用して血液から反射された光を確認し、高度なカスタムアルゴリズムを使用して血中に取り込まれた酸素のレベルを70パーセントから100パーセントの間で表示する。
Appleによれば血中酸素濃度を測定することで呼吸器と心臓が正常に機能しているかを把握できるとのこと。測定はバックグラウンドでも定期的に測定されるため就寝中などでも自動で測定される。計測したすべてのデータはヘルスケアアプリケーションに保存され、血中に取り込まれた酸素のレベルがどのように変化するのか時間経過に伴う傾向を確認することも可能。
プロセッサは最大20%高速化されたS6 SiPを搭載。アプリケーションの起動時間も20%高速化された。また、U1チップが搭載されたことでApple Watchが車の鍵になるCar Keyにも対応するようだ。
なお、watchOS 7では睡眠記録が可能になるが就寝中にバッテリーを消費するため電池持ちが気になるところ。Appe Watch Series 6のバッテリー駆動時間はこれまでと同じで18時間。一日中持続する。また、出かけるまでのわずかな時間でより多くバッテリーが充電できるように1.5時間でフル充電できるようになった。
これらの機能を詰め込むケースはアルミニウム、ステンレススチール、チタニウムの3種類を用意。アルミニウムには新色ブルーとApple Watch初となる(PRODUCT)REDが追加。ステンレススチールはゴールドがクラシックなイエローにリニューアルされている。
また、いつでも好きなときに文字盤で時間や各種情報を確認できる常時表示Retinaディスプレイは明るさが最大2.5倍に引き上げられたことで手首を下げている省電力状態でも画面が見やすくなった。
「Apple Watch Series 6」の販売価格は税別42,800円から。Apple公式サイトでの発売日は9月18日(金)、きょう9月16日から予約受付がスタートしている。
コメントを残す