突然、iPhoneに「Apple IDがロックされています」「ご利用のApple IDは、セキュリティ保護のためロックされています。ロックを解除するためには本人確認が必要です。」といったメッセージが表示される現象が世界中で発生しているようだ。
連続的な不正アクセスを検知するとApple IDがロックされる
11月に入ってからiPhoneに「Apple IDがロックされています」のエラーメッセージが表示されたとの報告が国内外で急増している。
Apple IDのロックまじでうぜー!! pic.twitter.com/XKdJTuZ3b1
— tkm◢͟│⁴⁶🌻佑唯まーる (@zoomin_tkm) 2018年11月13日
@AppleSupport My iPhone X is asking me to input my Apple ID password but says my account is locked after inputting the correct password 😕 Should I be concerned? pic.twitter.com/nptdzFM38G
— James Troughton (@jimmytommyt) 2018年11月13日
Apple IDのロック機能は、本人または第三者がパスワード・セキュリティ質問、その他のアカウント情報を何回も間違えて入力されたことを検知すると、セキュリティ対策のためにApple IDがロックされる機能だ。Apple IDがロックされるとiCloudやApp Store、iMessage、Apple MusicなどすべてのAppleサービスにサインインできなくなり、利用できなくなってしまう。
Apple IDのロックを解除するには、iforgot.apple.comにアクセスして既存のパスワードを入力するか、パスワードをリセットしなければいけない。2段階認証を設定している場合は信頼できるデバイスまたは電話番号も必要になる。
最近になってApple IDがロックされる事象が頻発している原因は特定されていないが、9to5MacはAppleのバグか大規模なブルートフォースアタック(アカウントに不正アクセスするための総当たり攻撃)が原因ではないかと推測している。
Apple IDのロック機能は不正アクセスに対する有効な機能でロックされないようにユーザーが対策することはできないが、不正アクセスされないようにパスワードを強固なものに設定する必要がある。何度もApple IDがロックされて面倒だからと言ってパスワードを安易なものに設定しないようにしよう。また、2段階認証も不正アクセスに有効なセキュリティ対策だ。2段階認証の設定方法は以下の記事で詳しく解説している。
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