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AppleがSiri GPTなどの生成AIを2024年に発表する兆候なし

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Yusuke Sakakura公開日:2023/08/03 10:10

AppleがSiri GPTなどの生成AIを2024年に発表する兆候なし

昨年末から今年にかけてチャット形式で自然な会話を行い、翻訳や文章の要約、メールなど文章作成、企画書、プログラムなどを作り出す生成AIが大きな注目を集めています。

火をつけたのはChatGPTをリリースしたOpenAIで、Googleなどを含めて他社も波に遅れないように対抗する一方、慎重な姿勢を取っているのがAppleです。

そのAppleも社内向けに「Apple GPT」と呼ばれている生成AIのテストを行なっており、Mark GurmanはAppleが来年にAIに関する重要な発表を計画している可能性があると報告しています。

しかしながらGurmanとともに過去に多数の実績があるMing-Chi Kuoは、来年Appleのハードウェアに生成AIが搭載される可能性が低いことをレポートしています。

Kuoによると、Appleが取り組んでいる生成AIの進捗は他者に大幅な遅れを取っていて、近く開催される決算説明会でもAppleがAIについて多くを語ることはないとしています。

さらに、Appleが2024年にAIエッジコンピューティングとハードウェア製品を統合する兆候はないとも語っています。

Appleはセキュリティやプライバシーを最優先にしており、SiriなどのAIを活用した機能においてもユーザーから吸い上げた情報はデバイス内にとどめて処理を行うことをポリシーにしています。

社内向けにテストしているApple GPTも消費者向けではなく、自社の社員からChatGPTを遠ざけて重要な情報を他社に吸い上げさせない狙いがあるものと思われます。

現在のSiriは処理範囲が狭く、少しでもはみ出すとウェブとSafariに丸投げします。Siri内で完結する範囲が広がれば、利便性は大きく向上することから、Siri GPTのようなものを期待するユーザーも多いかもしれませんが、近く登場する可能性は低く、Appleが多くの人から支持されるポリシーを変えることもまた難しそうです。

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